【注意】このページの内容は商品の説明ではありません。商品説明中に出てくる水の科学の話について、水・液体の研究者の立場から議論しているものです。製品説明は、議論の最後にある、販売会社のページを見てください。
ここには、「プロホームアドバンス」という会社が作っている浄水器(ミネラルを添加して凝析で不純物を沈殿させたあと、フィルターで濾過する。なぜか遠赤外線効果と水クラスターの話までくっついていた)の宣伝へのコメントがあった。(参考までに、コメントはこちら)
昨年11月にお茶の水大宛に、当方のコメントの内容に対して私にも大学にも冨永教授にもクレームがつき、いろいろやりとりをしていた。その結果、行き違いから連絡が滞ってしまった。そうこうするうちに、大学に2回目のクレームがとどいて、大学はお茶大にあったatom11サーバの公開を停止を決めた。
その後も担当者とやりとりをしていたのだが、もともとのクレームに「水商売ウォッチングのせいで製品をキャンセルされて被害が出ている」という記述があったので、その事実関係を確認しようと、担当者にキャンセル詳細について教えてほしいという連絡を行った。ところが、担当者は、「キャンセルが争点になったことはない」の一点張りで、何も情報を出そうとしない。
2002年の7月の終わりに、内容証明で、キャンセル情報を開示して当方のページによる被害を立証してほちいという内容の手紙を、プロホームアドバンスの代表取締役に送った。
2002年8月9日、プロホームの担当者(not代表取締役)から手紙が届いた。相変わらず、「一連のやりとりの中でキャンセルそのものが争点になったことはない」と言い張っている。手紙の残りの部分は、これまでにこちらに送られてきた内容と変わらないものであった。さらに、(株)プロホームアドバンスは休業する旨書かれていた。
再度、キャンセル情報を要求する手紙を送り、担当者を外して、取締役の名前で会社として意思表示するように要求したところ、やはり担当者からしか返事がこなかった。それで、商業登記簿謄本から、取締役の自宅住所を調べて、これまでのいきさつを書いて、これから先どうするつもりなのかをきいたところ、やっと返事を受け取った。会社としては「交渉打ち切り」とのことである。
それはそうと、最後の手紙で「”悪質な営業妨害”、とお茶大に書き送ったことはない」と取締役は断言してきたのだが、担当者から送られた手紙にはしっかりそう書いてあって、会議でも配られたので、こちらには山ほど証拠は残っている。どうやら、取締役に、これまでの交渉の経緯ややりとりなどの正確なところが、担当者からまったく伝わっていないということらしい。最近のやりとりは、手紙でやっていたので、公開するにはスキャナで取り込まないといけないのだが、ちょっと作業がつまっているので、後回しにして、そのかわり、一時的に内容を伏せていたクレーム一覧をすべて再度公開することにした。
★プロホームアドバンスは今は見えないようです。