【2021/11/28】PHPのアップデートに伴い、文字コード関連の対応を行いました。一応動作してるっぽい。
話題は特に制限しません(雑談もOK)。タグは使えません。また、名前と本文が空欄だと投稿できません。メールアドレスやURLは空欄でも投稿できます。名前はハンドル名でもいいです。タイトルは、内容に即したものにしてもらえると、わかりやすくて助かります。
学術のみに限った掲示板ではないし、初心者お断りでもないので、気軽に書き込んでいってください。特に水関係でまとまったコメントをいただいた場合、読者によるウォッチングコーナーなどにメッセージ番号とともに再録させていただくことがあります。なお,企業名や製品名の伏せ字は原則として不要です(ただし,問題が起きた場合は個別に対応し,場合によってはメッセージ内の企業名や製品名のみを伏せ字にするという最低限の改変を加えることはあることをご了承ください)。もうちょっと細かいガイドラインはこちら。アクセス制限情報はこちら。URL自動リンクテスト画面はこちら。
当掲示板に書き込むと,使用したリモートホストの名前(あれば)とIPアドレスが自動的に記録されます。記載したメールアドレスは公開されます。spamが増えることもあるのでご注意ください。メールアドレスは記載しないでください(spam除けで記載すると書き込めなくなっています)。
煽り,荒らしは無視の方向でお願いします。URL自動リンクの仕様(というかバグ?)で,URL中にシングルクォーテーションがあると投稿に失敗するみたいです。逆引きできないホストからの投稿・無差別宣伝投稿は予告なく削除することがあります。
【ご連絡2010/03/24】冨永教授の定年退職に伴い「冨永研究室びじたー案内」は2010年3月末でサイトを閉鎖します。全コンテンツの内容は、「冨永研究室びじたー案内の記録」に一旦移転させます。移転後は、連絡先などの記載を変えた上で、更新を停止し、当分の間残します(現在作業中)。この掲示板は既に移転済みなのでこれまで通りご利用ください。また、コンテンツは適宜編集し、研究室のページに統合していく予定です。訴訟専用掲示板はまだ暫く続きます。
【出入り禁止&荒し注意報】SSFSさんについて、今後一切の投稿は問答無用で削除します。理由はkikulogのこれ。なお、他所にコピペするという荒しの予告もあったのでご注意ください>掲示板管理者&blog主の皆様。あと、あちこちで暴れている粘着1名も同様。ようちゃんさんを出入り禁止にします。意図的なNGワードの連発で管理の手間を増やしたこと、他人を罵る投稿を平気でして、謝った後も改善されないことが理由です。
(書き込んじゃダメダメ、リンクはどんどん→業者ホイホイ掲示板)
すでにこの掲示板への別の投稿で明らかにされているように,標記企業の秘書,渡邉澄雄氏より私(京都女子大学現代社会学部 小波秀雄)に出された文書が同社のブログに公開されています.なおブログでは私の名前は伏せてあります.
http://takashima.tidt.fool.jp/?day=20110530
この文書が私宛のものであることと,同一のものであることを確認するために,私宛に頂いた文書を下のURLで参照できるようにしておきます.なおオリジナルは Word のファイルでしたが,読む方の便宜を図るために内容を改変せず PDF に変換してあります.
http://ruby.kyoto-wu.ac.jp/Fukushima2011/Takashima_Mail110529.pdf
これに対する反論は公開の場で行いたいと思っていたので,むしろ先方での公開はありがたいことです.場としては私のサーバでもよかったのですが,サーバの運用等のため,こちらの場を借りたい旨,管理人の天羽優子先生にお願いして了解をいただいたものです.感謝して付記いたします.
頂いた文書についての批判と検討は何回かに分けて行っていきたいと思います.私の書くことに間違いがある可能性もありますので,他の方々のコメントもご自由にお願いします.当然のことながら,?高嶋開発工学総合研究所の方からの反論,コメント等も大歓迎です.
それでは具体的な検討内容とコメントを次に書いていくことにします.
渡邉澄雄氏の文書では冒頭,名誉毀損について言及があり,かつそれについては今回追及せずに,あくまで科学的に議論したいということです.この点に付いては私も完全に同意し,かつ非礼な言葉は慎むことと致します.なお,当該のツイッターでの「詐欺」という言葉を含む発言は礼を欠くものと考えて削除いたしました.高嶋氏,渡邉氏の両氏におかれましても,このこことをご諒解願えると幸いです.
なお,私の本来の仕事がありますので,一度にまとめて書くことは無理があります.何回かに分けて掲示しますのでご了承ください.
それでは各項目について検討させていただきます.引用は ===== で囲んで示します.引用は煩瑣を避けるために適宜省略しますが,疑問の点は原文を参照してください.
========================================================
1、「放射性物質を分解する…元素が分解できるとははじめて知った」との記
述について
まず第1に、放射性物質は放射線を出し続けて崩壊してゆく(壊変)、つ
まり元素転換が普通であることは常識ですよね。元素番号84番のポロニウ
ムより重い元素は、いつかは壊変する放射性元素で、壊変の終着点は
206(核子数、以下同じ)Pb、207Pb、208Pb、209Biで、鉛かビスマスに元素
転換するのです。
=======================================================
これは当然の常識です.しかし私の発言として引用されている「放射性物質を分解する…元素が分解できるとははじめて知った」には省略がありますし,またツイッターの字数の制約によって他のツイートで言及されている点も含めて考えるべきです.基本的な私の主張は「放射性同位元素を生物・化学的な手段で分解することはできない」というものです.もちろん放射性である以上これらの物質は自発的に分解していくわけですので,その分解を早めるような生物・化学的操作は不可能であるとも言い換えることができます.これは私の主張の中心部分です.
高嶋開発工学総合研究所が行った「公開実験」の内容は,福島県川俣町の牧草地に微生物や液肥を散布することで放射能を分解・消失させるということを謳ったものであり,その場合に想定される放射性物質は,現時点で最も主要な線源である放射性のセシウム137であることは明らかです.下に読売の記事を示します.
http://ruby.kyoto-wu.ac.jp/Fukushima2011/110523yomiurikiji.pdf
一方,上記のコメントは,ポロニウム等の重い放射性同位元素が自発的に崩壊していくことを指摘しているにすぎず,なんらかの外的な操作によって崩壊を促進できることを示してはいません.もしも例えば生物的,化学的な操作によってその崩壊を促進したり阻害したりできるというのであれば,放射性同位元素であるセシウム137が同様の操作で「分解」されられるということを主張する根拠になりますが,そうはなっていません.従って上記のコメントは私の主張に対してなんら反論になっていません.
===============================================================
次に上記記述が「放射性物質でない元素は分解しない」という意味だとす
ると、これも明白な誤りです。
有名なノーベル賞学者で、マンチェスター大学の物理学教授のラザファー
ド卿は、1919年に窒素が高速のα粒子の照射で酸素に変わる現象を発見しま
した。
した。
14N(窒素)+4He(ヘリウム)⇒17O(酸素)+1H(水素)
これはヘリウムから見れば元素の分裂(分解)となり、酸素を見れば元素
の融合になるわけです。
さらにラザファード卿は、1934年になって、
重水素と重水素の衝撃によって、 2H+2H⇒3H+1H となり、
トリチウムの存在を確認し、元素融合と元素分裂(分解)が同時に起きる
ことも発見確認したのです。
従って、元素が分解することは明らかになりましたので、次は以下の2つ
の問題となります。
========================================================
ラザフォードの実験は,いわゆる核反応であり,化学反応とは異なります.この2つの反応の違いは,,変化に関わる物質の基本構造の階層のちがい,および関係するエネルギー領域の違いにあります.すなわち化学反応というのは原子核の周りに存在する電子軌道上の電子が関わるものであり,反応に際して出入りするエネルギーは電子と原子核の間の静電気力のエネルギーが主要なもので,たかだか数eV(電子ボルト)程度です.他方,核反応は原子核を構成する核子(陽子,中性子)の間の核力による結合の変化を伴うもので,そのエネルギー領域は 1 MeV (100万電子ボルト)を超えるものが大半です.たとえば,ラザフォードが上記実験で用いたアルファ線源のラジウム226から放出されるα線のエネルギーは 4.785 MeV で,これが反応に伴って起きるおよそのエネルギー変化です(およそというのはγ線も出ているため).
つまりコメントにあるような窒素から酸素への原子核の変換には,α線の数MeVのエネルギーが必要であるわけで,これはいかなる化学反応によっても引き起こすことはできない変化です.重水素同士の核反応についても,まさに「衝撃」が必要であったわけで,それは化学反応のエネルギーレベルとは何桁も異なるエネルギー領域での変化です.
したがって,「元素が分解することは明らかになりましたので」というコメントは,核反応のレベルのエネルギーを用いれば可能ということにすぎません.つまり,普通の化学反応(生体内での代謝に伴う各種の反応もすべて化学反応のカテゴリーに分類されます)においてはこのコメントの内容は誤っています.結局,渡邉澄雄氏の主張されるような微生物や液肥を使った処理では,核の変換を引き起こしたり,あるいは核の壊変に影響を与えることはできません.
次の論点である常温核融合については,また後日に批判・検討の結果を提示いたします.
小波先生お疲れ様です。
高嶋氏は常温核融合も行っているそうです。
http://sun.ap.teacup.com/tamarin/466.html
http://amateur-lenr.blogspot.com/2010_08_01_archive.html
上記リンクにある柳田ファームの常温核融合に関して触れているページです。
「奇跡の水プラント(発酵合成系微生物群処理4)」の部分です。
http://yanagida-farm.com/farm/index.html
公開になった書簡を拝見しました。
私だって、(社)日本鉄鋼協会の会員で、ステンレス鋼の腐食に関しては、多少の知識を有していますから、
僭越ながら、先に言わせてください。(要するに良いとこ取り)
引用の底本は、どちらでも同じはずですが、一応、こなみさんが公開なさった物から引きます。
http://ruby.kyoto-wu.ac.jp/Fukushima2011/Takashima_Mail110529.pdf
> もう一つ付け足しますと、近時腐食防食協会や日本金属学会から、微生物腐食
> についての論文が数多く出版され、微生物によって、ステンレスが自然土壌内
> 及び天然海水内において2〜3週間で腐食し、穴が開くことが常識化しています。
> すなわち、「微生物が重金属を分解消失する」可能性が非常に高いのです。
> (『エンジニアのための微生物腐食入門』、『バイオフィルム入門』)
最初の3行には、異議がありません。ステンレス鋼の微生物腐食は、よく知られている現象です。
バクテリア腐食の最高記録は、海水環境下でSUS304の溶接部に局所的に生じた30mm/年までありました。
ただ、次の行頭の「すなわち」という接続語の使いかたを間違っていまして、
あれは同じ事を言い換えるときに使うもので、無関係の事を結び付けてはいけません。
バクテリア腐食の原因となる菌の種類は、大きく分けて、嫌気性の硫酸塩還元菌、
好気性の硫黄酸化細菌、鉄細菌、鉄酸化細菌が知られています。
これらが単独(海水の場合に多い)または複数(淡水や土中で見られる)で、
色々な腐食性物質を生成して、腐食が進行するのです。
その物質には、硫酸、硝酸、炭酸、酢酸、硫化水素、アンモニアなどがあり、
説明してたらキリがないほど、複雑なのですが、いずれも、化学的な現象です。
ステンレス鋼の成分であるCrやMoを「分解消失する」なんていう珍説は、初耳です。
原典と思われるナントカ入門という書籍を(恥ずかしくて)見た事がありませんが、
専門家の書かれた物であれば、元素転換なんて、仮説としても登場していないはずです。
気が向いたら、最後のほうに出てくる肥料と植物の代謝について、
「科学的説明」を試みてもかまいませんが、「教科書を読め」の一言で済むことですね。
それよりも、生物が放射性核種を転換できるのなら、137Csなんていう稀な物質ではなく、
14Cとか40Kとか、生物の歴史の中に普遍的に存在してきた物を真っ先に処理しているはずですが、
まさか、進化論を信じていないなんてことは、……、まさかね。
5月31日付けで高嶋氏から新しいメッセージがあります。
『なお、当研究所所長高嶋康豪博士からの、下記の文書を追加(H23.5.31 10:20)いたします。あわせてご一読ください。』
http://takashima.tidt.fool.jp/
追加になった文章を「ご一読」いたしました。
http://takashima.tidt.fool.jp/?eid=17
何が書いてあるのか、私には、サッパリ理解できませんでしたが、きっと頭が悪いせいなのでしょう。
それどころか、単語を乱数でつなぎ合わせる「人工無能」との区別すらつきませんでした。
こんにちは、皆さん。こんな話題で無駄話も良くないかとは思ったけど我慢できなくなりましてね(笑)。
放射能を無効にする微生物というのは、実は日本の映画に出てくるんですね。
その映画は「ゴジラ対ビオランテ」ですね。
もともと、ゴジラはビキニ環礁の水爆実験で生まれたという設定ですから、放射能と関係が深いんですね。口から吐く光線は放射熱線ということになっていて、それを吐く前に背びれが光るのはチェレンコフ効果だなんてね(笑)。
でもって、ゴジラ映画も回を重ねて、世の中にバイオ技術なんてのが生まれると、映画も早速それを取り入れてストーリーを作る訳です。ゴジラの細胞(G細胞)から、ゴジラの核エネルギーを生命活力にする能力を遺伝子組み換え技術でバクテリアに組み込んだのが、抗核エネルギーバクテリアでして、原発事故などでの漏洩放射能の対策に活用が期待されるバクテリアというお話になっていた訳ね。でもって、ゴジラの口にこのバクテリアを打ち込んで、ゴジラの生命活力を停止させるなんて話もこの映画の中ではある訳ね(笑)。
という訳で、放射能分解微生物なんて話をでっち上げたい人は、まずこの映画のDVDを最低10回は見るべきでしょう(笑)。
本日?高嶋開発工学総合研究所のブログが更新されました。
http://takashima.tidt.fool.jp/
?高嶋開発工学総合研究所と「当機構」は同一組織の様です
『6月4日川俣町現地視察会
6月4日土曜日に、再度現地視察会を開催します。11時、13時の2回、川俣町山木屋現地集合で行います。もちろんお金は必要ありません。ご希望の方は、是非現地でお確かめください。ガイガーカウンターなどご持参いただいて結構です。すべての議論は、事実の確認から始まります。机上の空論でなく、現場で、ご自身で起きていることをご確認いただき、考えていただければと思います。よろしくお願い致します。
当日は、福島県内外の農家の方々はじめ、多くの方が来られる予定です。また、当機構から、開発者の高嶋康豪博士、経済アナリストの藤原直哉さんも参加いたします。』
『当機構』が明日6月4日に『是非現地でお確かめください。』と仰っています。
マスコミの方々にも参加を呼びかけては如何でしょうか。
http://takashima.tidt.fool.jp/
手品師にも参加を呼びかけたい。
科学者はトリックに引っかかりやすいので、何かズルしてないかチェックするには手品師呼んだ方がいいかも。
安斎先生の出番かしら?_?
?高嶋開発工学総合研究所のグーグルマップに試験地1、2、3とあります。
試験地1 要ファーム https://www.e-pod.jp/company/pkf.html
試験地2 アジア学院 http://www.ari-edu.org/main.html
試験地3 川俣町佐藤金正氏
http://maps.google.co.jp/maps/ms?hl=ja&ie=UTF8&brcurrent=3,0x34674e0fd77f192f:0xf54275d47c665244,0&msa=0&msid=200861191498195651545.00049f5be95405d97bb3f&ll=37.598184,140.645771&spn=0.045631,0.115013&z=14&iwloc=0004a1021e706095b736c
試験地3、佐藤県会議員の農場が福島第一原発に最も近く、今回の現地視察会場にもなっています。
4月20日?高嶋開発工学総合研究所のブログにある「世界日報」に関するWikipediaの記載です。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%96%E7%95%8C%E6%97%A5%E5%A0%B1_(%E6%97%A5%E6%9C%AC)
『世界日報記事[イ・サンヒ コラム] ‘奇跡の微生物’福島を(求める)救いなさい <世界日報>
入力2011.03.27(日)21:16,修正2011.03.27(日)22:17』
http://takashima.tidt.fool.jp/?day=20110420
私は、生来わき道にゆかりのある者ですので、便乗いたします。
したがいまして、以下の文章は、科学的な裏づけのない「ウソ」ですので、ご注意願います。
そもそも、生物の進化というものは、摂動の積み重ねですから、マクロには連続性を保つ必要があります。
そうしますと、いくら水爆でも、原子の外側の電子雲の結びつきあたりをいじっていた、生物が原子核にチョッカイを出すというのは、あり得ないわけです。
むしろ、ケミルミで蛍光を発しているヤツががんばって、紫外線→X線→γ線と進化して行くのが自然です。
つまり、ホタルがγ線を撒き散らして、あたりの生命を根絶やしにするのが一般的な進化の過程と言えます。
もちろん、まわりの生物だって、絶滅するのがイヤですから、がんばって損傷を受けた(遺伝子を修復する)^3遺伝子なんていう代物を獲得して、対抗します。
そういったヤツラが先祖にいましたら、今回の福島第一の事故も、よくある工場からの基準値を超えた排液流出と同じような扱いで済みましたのにね。
遅くなりましたが,高嶋開発工学総合研究所の渡邉澄雄氏のコメントに対する私からの検討コメントの続を掲載します。
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2、?元素融合・元素分解は、高温・高圧下ではじめて発生するのであって、常
温下では起こらない。
?微生物による元素分解(放射性物質の分解を含む)はあり得ない。
?については、常温原子核転換が起こりうるかという点から論じます。
三菱重工の岩村康弘博士は、常温下で、Cr(セシウム)がPr(プラセオジム)に、
また、Sr(ストロンチウム)がMo(モリブデン)に転換することを発見し、これに
ついては、大阪大学、静岡大学、トヨタ中央研究所が実験追試に成功し、再現
可能であることを確認しました。さらに東京大学、東北大学、理化学研究所が
追試を行うと共に、メカニズムの解明に進んでいます。
次に大阪大学名誉教授の荒田吉明博士が常温下で、2H+2H⇒4He+エネルギー
の反応、すなわち常温核融合・核分解の公開実験に成功されています。
以上で、元素融合・元素分解が常温下で起きることが明らかになりました。
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これらはいずれも常温核融合の実験として行われたものです。もともと常温核融合はフライシュマンとポンズの2人の化学者が実験で確認したと1989年に発表したものです。多くの科学者がその内容には懐疑的ながらも,仮に実現した場合には人類にとって巨大な利益がもたらされることが考えられるとして追試を行いましたが,意味のある結果は得られていません。それどころかフライシュマン等の実験には誤りが指摘されて,いまやスキャンダル扱いでしかありません。
日本では,コメントに示された人以外にも常温核融合の可能性を期待して近年まで研究を行なっている研究者がいることは確かです。研究は自由ですから,そのことには問題はありません。ただし,公表された成果は未だにまともな論文誌に掲載されてはおらず,そのレベルで,追試によってそれが確認されたという報告も出されていません。
仮に常温核融合の存在が実証されたとすると,その影響は世界の科学技術に巨大な影響を与えることは間違いありませんし,世界中の論文誌に無数の追試や発展研究の論文が掲載されるはずです。たとえば高温超伝導体の発見ではまさにそのような状況が出現したのです。
つまり,常温核融合などは今や一部の研究者が思い込みでやっていることでしかありません。その状況で「元素融合・元素分解が常温下で起きることが明らかになりました。」と言うことは,この分野の研究についての無知を証明しているだけのことです。
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?については、ウクライナのキエフ・シェフチェンコ大学のV.I.ヴィソツ
キー教授ほか3名が、人の致死線量の7000倍以上の放射線に耐える放射線耐
性菌(耐放射性細菌)が、152Sm(サマリウム)⇒140Ba(バリウム)+12C(炭素)の
反応を起こすことを発見したのです。
すなわち、放射性物質であるサマリウムを非放射性物質(安定核種)であるバリ
ウムに転換した事実を確認したのです。さらに進んで、チェルノブイリ原発事
故による高濃度放射能汚染土壌の一部浄化にも成功しています。
また、近時フランスのマルセイユ大学のジャンポール・ビベリアン教授
海洋微生物を用いた元素転換実験に成功した旨の論文が発表されています。
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これらの研究が掲載されている論文のデータ(論文タイトル,著者名,掲載誌名,巻号,ページ,発表年)を示してください。さらに,その結果に対する追試,成果を実現した応用についても同様に提示してください。そうでない以上検討の価値はありません。
元素転換が化学的,生物的に起きるという主張は,原子核の物理のごく初歩を知っているものにでも直ちに判断できる,きわめて疑わしい主張です。逆に言えば,そのようなことが起きるという実験結果はこれまで確立されてきた物理理論に対する強い反証になるわけで,きちんとした研究であれば日陰に放置されたりなどしません。
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すなわち、原爆を製造したアメリカの物理学者達は全員が被爆地は70年〜1
50年間は不毛の地と化し、植物は一切生息できないと予測していましたが、
広島・長崎ではわずか半年後には雑草が、翌年には野菜・米・果物が稔ったの
です。この結果が、広島・長崎の土壌中の耐放射性細菌によって、放射能・放
射性物質の分解消失が起きたものであることは、多くの学者が確認しています。
(東京大学名誉教授 高橋良二著『ミクロ世界の物理学』)
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これは通俗な説にすぎず,高橋氏もたんなる回想として書いているのではないでしょうか。「70年間は草も生えない」という噂は当時流布されたものであって,なんら科学的な根拠に基づいていません。実際,数日後には広島の被爆地に多くの人が入って作業をしており,その人達の中には白血球の減少などの急性症状が起きたりもしているわけですが,そういう生物として活動することができた環境ではあったわけです。植物が生きていて何の不思議があるのかと考えるべきです。広島の焼け跡は基本的に熱と火災による破壊を受けたのであり,放射線で草が枯れたりしたわけではないのです。
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もう一つ付け足しますと、近時腐食防食協会や日本金属学会から、微生物腐食
についての論文が数多く出版され、微生物によって、ステンレスが自然土壌内
及び天然海水内において2〜3週間で腐食し、穴が開くことが常識化しています。
すなわち、「微生物が重金属を分解消失する」可能性が非常に高いのです。
(『エンジニアのための微生物腐食入門』、『バイオフィルム入門』)
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土壌や海水中で金属が腐食することはよく観察されることで,その際に微生物が関与して腐食を促進することも別に不思議でも何でもありません。ただし,これは化学反応によって金属が酸化されて水溶性の化合物に変わっただけのことであり,原子核はなんら変化していません。
上記コメントは,そもそも私へのコメントの全体が「微生物による放射性同位元素の分解などない」という私の主張に対する反論である以上,「微生物が重金属を分解消失する」ことをもって,生物的な原子核の分解が起きたという主張になっているわけです。しかし,その主張は筆者が化学反応と原子核反応の本質的な違いをまったく理解していないことを露呈するものです。
私の主張に対して長文のコメントがなされていますが,そもそも化学と物理に関して原理的な理解を欠いたままでいくら反論を積み重ねられても,全体としての説得力など持ちうるはずがありません。
残りについての私のコメントはまた後日に提示します。
Wikipediaの記載によると「世界日報」は「統一教会」系の新聞です。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%96%E7%95%8C%E6%97%A5%E5%A0%B1_(%E6%97%A5%E6%9C%AC)
イ・サンヒ氏のコラムも、「奇跡」や「救い」は科学者らしくありません。
統一教会の見解が入った記事と考えるべきでしょう。
『世界日報記事[イ・サンヒ コラム] ‘奇跡の微生物’福島を(求める)救いなさい <世界日報>』
http://takashima.tidt.fool.jp/?day=20110420
佐藤県会議員とマスコミ関係者も含めて、福島県の皆さんに考えていただきたいです。
ポンズとフライシュマンの引き起こした騒動の後、アメリカではこの騒動を総括する本が出ています。
日本語の翻訳もあり、古本では入手しやすいようです。
「常温核融合スキャンダル―迷走科学の顛末」
http://www.amazon.co.jp/dp/4022567074/
「常温核融合の真実―今世紀最大の科学スキャンダル」
http://www.amazon.co.jp/dp/4759802738/
いずれも、証明できる実験無し、が結論です。
そのあと、愛好家や信者による実験は細々と行われていますが……。
今、ポンズとフライシュマンの実験結果を真に受ける人で、まともな研究者は居ないと思います。
付け加えるなら、この2冊を読むと、科学として間違った情報がどうやって出てくるかがよくわかります。
・発表時に十分な情報がない(論文など)
・発表が記者会見で始まる
・成功した場合の利益ばかり強調される
論文があるかチェックするのは、論文もろくに無い新規な話がこれまでにハズレばっかりだったという歴史的教訓によるものです。
論文があっても後で覆ることはありますが、その場合は別の論文が出て、証拠を示すことによって覆りますね。
こんにちは、apjさん。
>そのあと、愛好家や信者による実験は細々と行われていますが……。
こなみさんがコメントしておられる「V.I.ヴィソツキー教授ほか3名」というのも
この細々とやっておられる方々のお仲間のようです。本来、常温核融合の研究に
生物学は入らないと思うのですが、そこは「類は友を呼び」みたいになっている
様でして、常温核融合の研究会は今は「元素転換に関するヨタ話なら何でも歓迎」
の様相を呈しているみたいです。どうやら「キエフ・グループ」と呼ばれている
みたいですね。
この「放射線耐性菌による元素転換」の元ネタそのものは探しても手に入らなかっ
たのですが、10回目くらいの「常温核融合国際会議」で発表があったらしいです。
伝聞なのでいい加減ですが、「原子炉の一次冷却水を使って実験した」みたいなこ
とがどこかに書かれていました。この話だけで私の頭は「???」になったんです
ね。一次冷却水は燃料棒に接して減速材および熱媒体として働くので汚れそうに見
えますが、燃料棒が破損していない普通の稼働状態の原子炉では燃料棒被覆のジル
カロイがきちんと間を隔てているので核反応生成物のサマリウムなんかが冷却水に
出てくるとは考えにくい訳です。まあ中性子は浴びるので、もとの冷却水に金属が
溶け込んでいれば放射化生成物ということも考えられるのですが、普通はイオン交
換などをしたかなり綺麗な水をつかいますからね。ロシアの原子炉が汚い水を冷却
水に使っているなら別ですけどね。
放射線耐性菌というのは、実はかなり昔に発見されていて、結構研究されているん
ですね。γ線滅菌というのは加熱せずに滅菌したい場合にとても重宝な方法で、そ
こで生き残る菌というのはけっこうやっかいですからね。まあ、その能力を活かし
て遺伝子組み換えの宿主菌として研究されている面も有りますけどね。耐性のメカ
ニズムについても結構研究されていて、要はDNAの重畳がとても多いと言われてい
ます。つまりバックアップを沢山持っているために、放射線でDNAが傷ついても、
バックアップ部分を使って生きのびるというメカニズムです。「放射線耐性がある」
なんていうと、なんとなく厳かチックでなにやら特殊に見えるけど、乾燥によるDNA
損傷に備えて遺伝子のバックアップを沢山持つように進化した菌が、たまたま放射
線によるDNA損傷にも強いというだけなんですね。
>気が向いたら、最後のほうに出てくる肥料と植物の代謝について、
>「科学的説明」を試みてもかまいませんが、「教科書を読め」の一言で済むことですね。
全くおっしゃるとおりなんですが、それ以前の問題としてセルロースが全体の99%を占める植物ってどんなものなんでしょう?
水分を除いた乾物で、セルロース=炭水化物(ヘミセルロース、還元糖含む)として、米とか小麦の実(胚を含まない)でも、80%になりません。木の木質部(樹皮などを含まない)で、多いものが60%程度。99%かぁ、綿の実の中身なんかだとそれぐらいになるのかなぁ?リグニンとかどこへいったんだろう?
更に百歩譲ってセルロース=C+H+O ぐらいの認識だったとしても、多分無理です。青葉などだと窒素だけでも2%程度はあります。葉緑素はタンパクですから、緑色のものは窒素分も多いですよ。
残念なことではありますが、植物や農学についての知識についても不完全だと言わざるを得ません。
代謝の仕組みをお教えいただく前に、セルロース99%の植物がどのようなものなのかをお聞かせ頂く必要がありそうです。
すみません。示されていた「99%」という数字を「大部分」というふうに変換しちゃってました。
それほどの純度ですと、クラフトパルプとか、脱脂綿とかの「工業製品」として精製しないと無理でしょうね。
セルロースに限らず、生物の特定の部位がある成分で99%になることって、たいへん珍しいと思います。
別に固体に限らず、液体(例えば水)でも、気体(例えば窒素)でも、生物はわざわざ「精製」しませんから。
どうもありがとうございます。
諸先生方が書いて下さっている、基本的で大切な内容を少しでも理解できるようになりたいと、わたしなりに願っていました。
カレーを食べる回数を増やし、アロマテラピー(芳香浴)をしているうちに、
内容が理解しやすくなってきました。
村上和雄先生のような、誠実な科学者が出た島国で、こうして水に恵まれて暮らせることを感謝する気持ちと
同じものをあらためて感じています。
世界平和教授アカデミーのホームページに海外の論調として李祥羲(イ・サンヒ)氏のコラムが転載されていました。
http://www.pwpa-j.net/opinion/kaigai07_radioactivity.html
高嶋開発工学総合研究所のブログに類似記事があります。
http://takashima.tidt.fool.jp/?day=20110420
ウイキペディアによると世界平和教授アカデミーは統一教会系の学際的学術団体とあります。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%96%E7%95%8C%E5%B9%B3%E5%92%8C%E6%95%99%E6%8E%88%E3%82%A2%E3%82%AB%E3%83%87%E3%83%9F%E3%83%BC
高嶋開発工学総合研究所と統一教会は協力関係にあると思います。
高嶋開発工学総合研究所のブログが久しぶりに更新されました。
http://takashima.tidt.fool.jp/
『複合発酵の試験について、「Welcom to "Arata Solid Fusion" World !! 夢のエネルギー製造装置 分かりやすい固体核融合」にて取り上げていただいています。興味深い内容のサイトですので、是非御覧ください。』
本当に類は友を呼びますね。
私もうっかり見落としていましたが、渡邉澄雄氏の書簡の中にある、この文章ですが、
> ?については、ウクライナのキエフ・シェフチェンコ大学のV.I.ヴィソツ
>キー教授ほか3名が、人の致死線量の7000倍以上の放射線に耐える放射線耐
>性菌(耐放射性細菌)が、152Sm(サマリウム)⇒140Ba(バリウム)+12C(炭素)の
>反応を起こすことを発見したのです。
> すなわち、放射性物質であるサマリウムを非放射性物質(安定核種)であるバリ
>ウムに転換した事実を確認したのです。さらに進んで、チェルノブイリ原発事
>故による高濃度放射能汚染土壌の一部浄化にも成功しています。
確認しましたら、152Smは安定同位体(しかも存在比最大だし)で、140Baが放射性同位体です。
どうも、渡邉澄雄氏は、「すなわち」という接続語の使い方がお下手なようです。
高嶋開発工学総合研究所が川俣町で行った放射能除去実験の最終報告書がアップされました。
私には趣旨が理解出来ませんでした・・・。
http://takashima.tidt.fool.jp/
久しぶりに?高嶋開発工学総合研究所のブログが更新されました。
http://takashima.tidt.fool.jp/
作成日9月27日の記載ですが、公開は今日9月30日です。
まだ諦めていない様ですね。
以前と比べて少し落ち着いたトーンでした。
内容は相変わらずで、私には理解出来ません。
こまったさん、
> 私には理解出来ません。
もちろん、私にも理解できません。
たぶん、apjさんにも、こなみさんにも、理解できないでしょう。
理解できているのは、高嶋康豪博士ご自身のみ……、も怪しい。
だって、締めくくりが
> 色即是空、空即是色が科学として台頭し始めるでしょう。
ですよ。オカルト決定ですね。
青空文庫の高神覚昇著「般若心経講義」へのリンクです。
http://www.aozora.gr.jp/cards/000269/files/1543_24303.html
序文だけでも読んで、そういう意味で使っているのなら、ある意味、ご立派ですが。
?高嶋開発工学総合研究所のブログが更新されました。
http://takashima.tidt.fool.jp/
川俣町山木屋で放射性物質分解消去実験を始めたそうです。
詳細は解りませんが、「JAXA ひまわりプロジェクト残骸」の記載は気になります。
?高嶋開発工学総合研究所の動画がUpされました。
http://takashima.tidt.fool.jp/
音声が不鮮明ですが、大規模に実施しようとしていることは分かります。
実験の説明を行っているのは『福島県議会の佐藤金正議員』の様ですね。
例えば、朝日新聞の「新種の藻類に除染能力」という記事です。
http://www.asahi.com/national/update/1019/TKY201110180703.html
> バイノスが細胞のまわりに出す分泌物が放射性物質を吸いつけて離さないとみられる。
プルシアンブルーやゼオライトに限らず、生物でも本当に吸着するのなら、記事になります。
それほど、放射性物質の処理にみんな困っているのです。
本当に「分解消失」するのなら、だれもが望む効果ですから、宣伝しなくても大騒ぎになります。
要するに、高嶋氏は、相手にされていないだけです。
放射能除染騒動につけ込んだ怪しいビジネスが横行 | 日刊SPA!
http://nikkan-spa.jp/76137
件の研究所を含め色々紹介されています。
?高嶋開発工学総合研究所のブログが更新されました。
http://takashima.tidt.fool.jp/
「現地から報告が届きました。興味深い結果が出ているようです。御覧ください。」と書かれていますが、具体的な説明がありません。途中経過報告だからでしょうか?
社交辞令として、「興味深い」とか「考えさせられる」とかは、「鵜呑みにできない」という意味です。
身内から、そんな評価を下されるということは、部外者にとって「無視できる」結果なのかもしれません。
?高嶋開発工学総合研究所のブログが更新されました。
http://takashima.tidt.fool.jp/
説明不足な写真と先月書かれた『高嶋博士』のコメントの再掲載でした。
内外に多数の関係者がいるようなので簡単には引き下がれないのでしょうね。
大きな被害が出る前に消えてほしいです。
ここまでひどいのは、久しぶりですね。だって、
http://takashima.tidt.fool.jp/?day=20111028
> 私の科学技術は、「複合微生物動態系解析の複合発酵を用いた耐放射性細菌(化学合成細菌類)の現生と発現による微生物触媒」の放射能除染浄化分解です。
ですよ。
もちろん、その先は読んでいません。
火浦功によりますと、マッドサイエンティストの要件は、タイムマシン、永久機関、不老不死でした。
それに、生物元素転換を加えるべきでしょうね。
いやあ、人造生物なんて、とっても簡単なことのように思えてきました。
いくらなんでも、こんな不条理の世界に巻き込まれるような者は、いないでしょう。
先まで呼んで見ました。
この方、元素と分子の区別がついていないようです。
「放射性物質が微生物触媒によりC13C14からC33~C36、さらにC60〜C70からナノカーボンを経てフラーレン構造化し、除染浄化分解が起きることを説明しました。」
この調子で科学トピックをオレオレ解釈してたら、そりゃ、何でも説明できますわな。
生物内常温核融合によって炭素の中性子がどんどん増えるんですかね。
漢字とひらがなを使ってはありますが、危険なほど意味不明ですね。
>生物内常温核融合によって炭素の中性子がどんどん増えるんですかね。
炭素の同位体を作るにしても、C14を超えた時点で放射性元素になってしまいますね。
半減期5730年くらいですから、何をやってるんだかわからないという。
?高嶋開発工学総合研究所のブログが更新されました。
http://takashima.tidt.fool.jp/
YouTubeの動画が添付されています。
http://www.youtube.com/watch?v=AWNKjhcGc-Q
説明している人は「わたなべ」さんと呼ばれていました。
佐藤金正福島県議会議員とは別人のようです。
動画の最後の方で菌根菌(?)と比較する発言をしています。
説明を尤もらしくするため、いろいろとネタを仕入れているようです。
相変わらず肝心の部分は説明されていません。
?高嶋開発工学総合研究所のブログが更新されました。
http://takashima.tidt.fool.jp/
相変わらず意味不明です。
無視しても良いとは思いますが、被害が出ると困るのでウオッチを続けます。
そのページの右の写真が線量が高い所で、左の写真が低い所なのでしょう。
http://takashima.tidt.fool.jp/?day=20111105
そのつもりで見ると、計器の数値も右が969で左が200を示しているように見えます。
そんな読みにくい数値を無理に読まなくても、地表の様子が明らかに違いますね。
右は、草が生えていて、落ち葉もたくさん見受けられます。
線量が高まったのは、放射性物質のついた落ち葉が風だか神の手だかで、集まってきたのでしょう。
そうして、左の写真には、落ち葉はおろか草もありませんし、掘ったような跡もあります。
今どきの細菌は、鍬どころか重機だって使えるのかもしれません。
いやあ、人間、長生きしてみるもんですね。
皆さんの意見を拝見して、私がこの技術と接して6年間のもろもろを振り返ってみたくなりました。確かに
原子が微生物(つまり酵素)によって変化するという主張は現代科学では到底首肯できない類の話で、
今、福島で実施している除染についても反論されている「検証」の中身は統計、論理等を全く無視した
「結果さえ伴えば総てよし」とする独りよがりのものと映るでしょう。この除染の実施に先立って、実験の
方法は学会を相手にできるだけの納得性を伴うものでなければダメだと助言しても、全く聞く耳を持たな
かった経過があります。現代の科学界の基盤を揺るがすような事案なのに余りにもいい加減過ぎました。
これを境として袂を分かっています。以下、接してきた期間での経験から、どちらからの立場でもなく割り
込んでコメントをさせて頂きます。但し、高嶋サイドには「詐欺」という意識は皆無でかつ真剣であること
だけは敢えて申し添えておきます。
(1)まず、巷間の誤解に対して
?廃掃法違反で「社長逮捕」と静岡の地元メディアから過大に取り上げられた事件がありました。
これは警察、マスコミとも、誤認逮捕であり結果無罪に至るまでの事後の経過を公表していませんから
ひどいものです。廃棄物にまつわる関連業界の委員をしている私から見れば「厳重注意」の行政処分
にも該当しない軽微な事件で、しかも高嶋社長が全く関与していない内紛にその端を発しています。
この事件によって、高COD、食塩含有の複合発酵による廃水処理実験を行っていた私どもの工場での
実証中の2プラントが頓挫してしまいました。今の企業はコンプライアンスに支障がありそうだと判断
すれば、事情の如何に関わらず問答無用の交流停止ですから。
因みに過去の一時期を除いて、かのEM菌とは無縁です。同時に「統一教会」とも全く無縁です。
?この技術に関してブログでは科学者からは判読が全く不能な論理(?)を説いています。あれは
ご自分の心の内で勝手に咀嚼すべきもので、専門の坊さんでもない限り人様に蘊蓄たらしく言うべき
ではないと以前から思っていました。定義していない造語が多いし現代科学でさえ解明していない事象を、
自分だけが知っているような見下した態度に溢れています。これは知りえた話の範囲で言えば、過去に
おける高嶋社長の事業の蹉跌に、学者や関連する企業技術者が絡んでいたことがその遠因であろう
と思っています。つまり、理屈を捏ね回して目前の事実を直視して考えない姿勢に嫌気がさした結果
ではないかと、好意的にも解釈しています。実験誤差の問題、化学、物理の原理に悖る云々・・です。
ただ、博士を名乗る以上、現在の枠組みの中に当人がいる訳で、その肩書きに基づく現代科学に対する
説明責任からは逃れられません。これを否定するなら博士なるものを放棄したらいい。ここを都合よく
曖昧にしているから、いろいろな猜疑を醸している現実に気付くべきですが、遠吼えとしか考えていない
フシがあります。博士号にいたる手順についての疑問もほかのブログで拝見しました。余りにもひどい
実害がないのであれば、人のプライドというのは他人がとやかく言うべきでない、そう考えるしかないの
でしょう。いずれ分かる話ですから。
?海外文献のいくつかの話は渡辺さんの勘違いがありました。キエフのサマリウムの件がそうですし、
いずれもごく少数の学説に頼って持論を展開するどこかでやっているような常套手段に映ります。但し、
台湾での実験結果は全く異なります。この完了報告データに基きこれを主導した当時の科学技術庁
長官の胡錦標博士の見解は、直接お逢いして伺った限りではこの技術をなぜもっと日本のために活か
せないのかという叱責に近い苦言でした。奇しくも3月9日に低レベル放射能含有物質の除染技術を
東電に紹介したい旨を社内で検討していたのが、3月14日の胡博士との2回目の会談を控えた私の
言い訳仕事でした。3月11日のまさかの悲しい天変の後、伺った際の胡博士の「君たちの出番だ」の
言葉が鮮明に残っています。台湾国立核能研での1年に及ぶ評価ではセシウムほかの総量定量値が
激減し、金属イオン、特にナトリウムが90%以上消えている結果でした。報告書をつぶさに読み解いた
限りでは閉鎖系で、外乱のない計画的な実験を行なったと評価しています。誤解されているC12、13
の話は炭素鎖であって、C60、70は当然フラーレンです。ここで検出された由来未解明物質から
いろいろな推論が可能でしたが、追試験が途絶えてしまった経緯は分かりません。高嶋社長のキャラ
クターが災いしたのかと何度タメ口を叩いても本人からの反応は皆無でした。
?複合発酵という概念は、微生物の働きを自然のままに行わせ、それを活性化する手段と考えてよい
のでしょう。詰まるところは酵素群の働きであって、液体発酵では発酵槽の状態に応じて続く発酵工程
からの微生物塊返送、場合によっては膜ろ過、活性炭処理により酵素、主要微生物群の還流を行い
ます。特殊な廃液の場合は、発酵する状態を生成させるための現場での対応が一品一様とも言える
エンジニアリングなのだと思っています。つまり、働く微生物の種類は特定が不可能な数千種類を越える
ものと予想され、独立栄養、従属栄養、化学合成、光合成群がひしめく微生物連環が生成されること、
そして「腐敗」を起こさない発酵状態を発現させるエンジニアリングと言えるのかもしれません。ここで
起こる特殊な現象は現代科学を総動員してもおそらく解明は不可能だと思います。いままでの数十年に
及ぶ経験から、望ましい結果を伴うための方法論を追い続けた技術、そのように評価しています。が、
但し、福島での実験は余りにも不用意です。検証の客観性、正当性が全く評価できないばかりか勝手な
思い込みと功名心にのめり込むような焦りが出すぎています。
(2)企業として何を実験してきたか
複合発酵を用いた実証案件は次の項目でした。
?高濃度食塩含有の高BOD、COD廃水の浄化(ほぼ成功、例の事件により中断)
?処理過程での硫化水素の発生検出限界以下(成功)
?木質系廃材のリグニン分解による有価石油基礎原料への転化(短時間で常温分解の確認)
?下水を栄養源とした混合海水の淡水化(経過良好なるも、例の事件により中断)
第?項は現在の活性汚泥、物理化学的手法による廃水処理の限界を見定めたものでした。第?項、
セルロース100%の件は渡辺さんの勘違いだと思います。結局バイオマス処理で困っているのはこの
物質です。そして?が今回の除染と関わる原子転換と同一の話になります。和歌山県の著名な南高梅
産地での食塩、糖質を多量に含んだ廃水処理プラントで進めた評価でした。ここでの信じられない結果
を前にして渋る高嶋社長を説得した経過があります。この時は事業としては余り面白みがないという
考えだったのでしょう。一方社内はナトリウムの消滅など起こるはずがない、という当たり前の反応で
した。同時に、高嶋サイドに現代科学でいう「実験の計画」「評価の信頼性」などの概念が欠如している
実態を理解したのが、これらを通じてでした。先述したように、学会や企業と共有できる言葉を持とうと
しないのです。
(3)微生物、発酵について
いまさら何を、の話です。ただ、この事実だけは考えてください。
・特定できている微生物は1%にも満たない。つまり未踏の分野の生き物です。
・それに由来する酵素に至っては殆ど分かっていないに等しい。
・嫌気発酵とは栄養源基質からの酸素の供給が可能な状態で、好気性微生物との並存が可能である。
だから複合発酵と命名している。ここへの誤解が多いようです。
・化学合成細菌の定義は現実には曖昧。また、その動態、機能については殆ど解明されていない。
現象から予想するほかはない。多分、今回の除染の主役は古細菌を含むこの群です。
つまり何が起きているのか、既に述べたように現象以外は全貌がブラックボックスです。この技術に
ついて言えば、大概の廃水は適用が可能であり、やってみると意外なほど結果が伴う。同時に説明には
さらなる困難が伴う。私自身が農産物利用、発酵の出自です。発酵学は生態研究に近いと思っていました。
酵母菌による単発酵の酒の旨みが未だに解明されていないのは、麹を仕込む杜氏のエンジニアリング、
すなわち前発酵が学問の領域として学者諸兄の進入を許さなかっただけの話です。関わる微生物の種類
が多すぎて、論文の対象としては不完全さが目立つだけ。醸造学の分野が大学から消えたのは時代の
流れのみならず、微生物複雑系の解析に非常な困難が伴い、研究者として得られるものは少ない事情が
あるようです。冗長に並べすぎました。いずれにしても絶対にありえないというお立場であれば言っただけ
無駄の話です。あったら楽しいそう考えていましたが当然簡単ではないですよね。周到さには程遠い結末では
仕方ありません。是論反論に応じてまた投稿します。
こんにちは、酔狂人さん。
>あったら楽しいそう考えていましたが当然簡単ではないですよね。
個別の話ではなくて、自然科学の作法の話をしましょうか?自然科学の
勧め方というものの本質は「肯定のための否定」なんですね。
私は分析化学の人間でして、今まで良い測定法が無い工業材料中の特定
の不純物の測り方を考えたりしています。この仕事で一番楽しい時と言
うのは、「こう工夫したら測れるんじゃなかろうか?」なんて考えて、
やってみて、何か数値が得られた時なんですね。でもね、それで終わり
じゃないんですね。そこから「この得られた値は本当に正しいか」とい
う事を確認するための辛い時間が始まるんですね。
ノーベル賞を取られた益川先生なんかは、その作業の事を「肯定のため
の否定」なんて言われていますけどね。なんていうか、自分の出した結
果を否定する理屈をひたすら考えて、そして否定する理屈を根拠を作っ
否定していく作業ね。自分やったことを肯定したいから、まず否定する
理屈を考えると言う事で「肯定のための否定」と言われる訳です。
私の世界で言えば、自分で「この数値は実は違うんじゃ無かろうか」と
いう事を意地悪く考えて自分に突きつける訳ですよ、「違う元素を拾っ
てるんじゃないか」とか「どこかで混入した元素を測っていないか」「
実は中に含まれた元素の一部しか測定できていないのではないか」とか
ね。そして、その意地悪く考えた否定をいろいろ実験して排除していく
訳です。
そして、自分では納得出来るところまで「肯定のための否定」が否定で
きてもそれで終わりじゃないんですね。次は人に否定して貰うんですよ。
「こういう部分に問題が有るんじゃないか」ってね。そして、その否定
を否定できるだけのものが構築できたときに初めて、「こういう分析が
可能になりました」って世の中に出していけるのね。
私も若い時は、この部分が嫌でしょうがなかったのね、楽しくないから
ね。でもね、長い間、自然科学で飯を食っているとね。「この楽しくな
い時をサボったら自分の存在価値なんて無い」と言う事が分かってくる
んですね。なんていうかな、研究者って発想するのが仕事みたいに思わ
れるかも知れないけど、実は違うんじゃないかって思うこともある。発
想するだけなら、妄想障害を持つ精神病の患者さんの方がはるかに発想
は豊かかもしれないからね。その発想をきちんと実証する、つまり「肯
定のための否定」がきちんとできる事に研究者の価値はあると思うよう
になってくるんですね。
この「肯定のための否定」という視点も考慮して下さい。
開発技術者さん、ありがとうございます。なんだか諭されているような感じですが、長い間殆ど製造の
現場(しかも自分の専門とは全く異なる部署)にいたものですから、おっしゃるような悩みには考えさせ
られます。例えば現場技術として典型的なTQC、TPMの現場ツールにある「特性要因図」や「不具合の
系統展開分析(FTA)」などは否定要素をこまめに潰してゆく手法で、特に後者などは部屋一杯になる
ほどの横並び模造紙への書込みが生じます。数百以上の原因系を相手に呆然とする一方、革新的な
設備が入ったら僕らは一体なにをやっていたのか、という素朴な疑問を持つのも当たり前です。アイン
シュタインが相対性理論を発表してから、太陽重力によって空間が歪んでいる観測の結果がこれを支持
した訳で、その逆からの展開はできたのでしょうか。理論物理における否定からの肯定とは実験物理
を前提にしたものだけなのでしょうか。別の例で言えばゲーデルが数学界に衝撃を与えた不完全性の
公理は、もともとヒルベルトの唱える数学の体系の完全性を裏付けようとして逆の結論に至った経過を
みると、寧ろ科学者の堅持すべき姿勢の一部のように思えるだけです。数学に実験事実は必要ありません。
多くの命題を内包する中心命題に対して、すべてを背理法で片付けるにしても、成り立つと仮定すれば
成り立たない、成り立たないと仮定すれば成り立つ。どちらの選択肢もあるわけです。特に生態学の
分野では否定のみならず、すべてを肯定してアプローチする方法も非常に有効だと聞きました。つまり
肯定と否定とでは全く別次元の対応を生み、どちらが正しいかの議論はつまるところその研究者の持つ
資質と姿勢とによって分かれ、結論すなわち王道はない。
生意気言いました。ご勘弁願います。事実を素直に受け入れろ、自分の判断を信じて証明しろ。かつて
の研究室で叩き込まれた怖い先生の教えです。
酔狂人さん:
>アインシュタインが相対性理論を発表してから、太陽重力によって空間が歪んでいる観測の結果がこれを支持
>した訳で、その逆からの展開はできたのでしょうか。
アインシュタインの相対性理論は、慣性系によらずにMaxwell方程式が不変であるという観測事実から
帰結されたのではないでしょうか。
誤解を生む表現でした。物理には疎いのです。ただ、計測の真偽よりも先立つ理屈があって、という意味
です。アインシュタイン自身が開発技術者さんの言われる作法に則って、自分から証明した訳ではないので
すから。
おはようございます、mimonさん。懸念したとおり、mimonさんの皮肉がピッタリなのですよね。
少なくとも、前回の実証では最低でも8例、ご指摘の今回は16例の比較が必要だったと思っています。
測定の信頼性を信じて、繰り返しはしない前提でも、これくらいの感度がなければダメです。情けない。
こんにちは、酔狂人さん。少し変な視点で考えてみます。
私は研究者というのを「毒味役の末裔」だと考えてみたりします。原始時代に
人間は新しい土地に広がって行ったわけですね。そして、その新しい土地には
それまで見た事のない茸やら木の実があり、見た事のない魚とかが居たわけで
すね。逆に今までの土地で見慣れた食べ物は少なかった。食べて試すしか無い
のだけど、原始人全員で一斉に試したりしなかったんじゃないかと思います。
志願者が食べて見て、他の者はそれを観察している様な姿を想像するんですけ
どね。でもって、その志願者ってのが嫌々試したのかどうかなんてのを想像し
たりね(笑)。人間の集団の中には「新しい事」を試してみたくてしょうがな
い様に生まれついちゃった者(私はオッチョコチョイなんて呼んでいるけどね)
が少数居て、「試してみたい」と志願したのかも知れませんね。そして、その
オッチョコチョイたちの末裔が今の社会で「研究者」になっているようなイメ
ージかな。
こんな位置づけで考えてみると「研究者」の役割って「社会が大きな失敗をし
ない様に代表して自分が失敗をする」と言う事も含まれている気がするんです
ね。原始時代の毒味役は「うわっ、苦い」とか「涙が出るほどえぐい」なんて
ものも口にしたハズです。もちろん、「何日も酷い下痢になった」とか「毒で
目が見えなくなった」「死んじゃった」という酷い場合もあったと思いますけ
どね。原始人全員でそうならない様にするのが毒味役の役割だからね。
そういう目で科学史を見ると結構事例はあります。放射線の害が分からなかっ
た頃にピエール・キュリーは「ラジウムで火傷する」と聞かされて自分の身体
に放射線熱傷を起こして確認したりとかね。まあ、健康に害が無くても例えば
「こうやれば、こんな良い事ができるハズだ」とそれに10年20年と努力を
費やして、結局うまく行かなくて人生を無駄にするような事を社会全体でやる
よりは、研究者という「試してみたい」に取り憑かれたオッチョコチョイにや
らせて社会はその結果が出るまで待つ方が賢いと思うのね。
>事実を素直に受け入れろ、自分の判断を信じて証明しろ。かつて
>の研究室で叩き込まれた怖い先生の教えです。
そういう研究者の姿勢というのの背景にあるのは「社会に全体に無駄をさせな
いために、毒味役として自分が無駄をしろ」みたいな面があるんですね。そし
て、研究結果を社会に出す、つまり「これの毒味は済みました。食べられます
よ。おいしいですよ。」と言って、社会全体を「試す」段階に引き込むことの
重さがこの姿勢の背景にはあると思っています。
こんにちは、酔狂人さん。
>アインシュタインが相対性理論を発表してから、太陽重力によって空間が歪んでいる観測の結果がこれを支持した訳で、その逆からの展開はできたのでしょうか。
このあたりは、表題に書いた大きな流れとして理解する必要がありますね。
まず、「光速度を測ろう」みたいな実験が行われる訳ですね。最初の頃には結構粗雑な測定装置もいろいろ試されて余り正しくない計測結果も出ています。その時に「肯定のための否定」がなされることで、正しくない結果が棄却されていく訳ですね。そして、「正しく測られている」という事が或る程度認められる実験結果から「光速度不変」みたいな実験事実が浮かび上がってくる訳です。そうするとその事実を説明するための理論というのが提出される訳だけど、アインシュタインより前にもその部分を説明しようと試みた学説はいくつもあります。そして理論に関しての「肯定のための否定」というのは、「その理屈で今分かっている事実を充分に説明し得るか」という事になります。アインシュタイン以前に出た理論は、一部の事実を説明し得ても、別な事実は説明し得ないとかいう形で否定されていく訳です。ひして実験事実を充分に説明する理屈として「特殊相対性理論」が出され、それが「一般相対性理論」へと拡張される訳です。そして、その理論から予想される結果を実証するための実験が行われる訳ですね。
なんていうか、説明する事実の無い理論というのは無い訳です。まず事実がある。それも充分に確認され多くの人が「事実だ」と認める事実があって、その上にその事実を充分に説明し得る理論が確立する。そして理論が確立すると「この理論から考えるとこんな事がおきるはずだ」と予想が成り立ち、そしてその実証実験が行われる訳ですね。こういう流れの中でみないで「理論−実証」の部分だけ見ると、「肯定のための否定」の存在が見つけにくくなる訳です。
私の様な技術開発屋というのは理論は既にできているものを使います。「この理論から考えると、こういうことができるはずだ」とそれまで誰もできなかった事にトライする訳ですね。理論があるから簡単かというとそうでも有りません。いろんな妨害要因が次々と明らかになって、なかなか理論どおりの現象がおきてくれないからです。その妨害要因をうまく解決してものにするのが能力であるわけですね。だからできる限り理論は「しっかりしている」ものを使います。しっかりしているりろんを使ってさえこんなに苦しいのに、理論が怪しかったらやってられない訳ですよ。
J.C.マクスウェルは1864年にそれまでの電磁気の理論をひとまとめにした方程式を発表しました。
そして、電気と磁気が絡み合いながら波として伝わる事、そしてその速度が当時知られていた光の速度と同じことから、光は電磁波であるとしました。
当初は「磁石を振ると光が出るのかい?」などと言われる事も有りましたが、ヘルツが電磁波の存在を証明してからはまじめに考えられるようになったのです。
ところが、電磁波の速度はその場所の透磁率と誘電率だけで決まってしまい、光源の速度などに影響されない事になっています。
つまり、光速度不変という話はアインシュタインより前からあった事なのです。
光速度が変わらないとすると、ニュートン力学とは整合が取れない為に困った事でした。
これを実験的に確かめようとしたのがマイケルソンとモーリーです。
この実験では光速度不変を否定する事は出来ませんでした。
一方で、理論的につじつまを合わせようとしたのがローレンツです。
ローレンツは光速度不変を説明する変換式を見つけたものの、その意味を十分に理解していませんでした。
そこに登場したのがアインシュタインです。
アインシュタインは光速度不変を原理として理論を構築し、相対性理論を作ったのです。
これらの流れは、
電気/磁気に関する数々の発見と理論→マクスウエルによる電気磁気の統一理論→
光速度不変の理論的結果→マイケルソンとモーリーによる実験的確認→
アインシュタインによる電磁理論と力学の融合
という風に発展してきたのです。
この辺の話はここに詳しいですね。
http://taste.sakura.ne.jp/static/farm/science/theory_of_relativity.html
こんにちは、tamtamさん。別に文句を言う気はないのね、歴史的にはそれで正しいからね。
酔狂人さんの頭の中には、「理論から実験」という概念があって、その理論が「しっか
りした事実から導かれた」という概念が無いわけです。だから、怪しげな理論からでも
実験する価値みたいなものから離れられない面が有ると思うんですね。どんな理論もそ
の根底にはしっかりした事実があり、その事実を充分に説明し得るから理論として価値
を持つということの説明もしていただけたらありがたかったのね。
>J.C.マクスウェルは1864年にそれまでの電磁気の理論をひとまとめにした方程式を発表しました。
これだと、マクスウェルがどういう「しっかりした事実」から理論を導きだしたか分か
らないから、酔狂人さんの頭の中の「理論から実験」という概念を強化することはあっ
ても変えることはないのね。酔狂人さんは「マクスウェルも高嶋某と同じように空想
で理論を考えた」と思われるかもしれないからね。
>そしてその速度が当時知られていた光の速度と同じことから、光は電磁波であるとしました。
その時に知られていた光速度はフーコーの回転鏡方式の298,000km/sとフィゾーの回転歯車
式の313,000km/sがある訳ですが、こうやって違う方式で概数的には同じレベル(秒速30
万キロ)の光速度が測られているという「しっかりした事実」と、ウェーバーによる「静
電単位と電磁単位の比(約31万km/s)」(これもまたかなりしっかりした実験の結果ね)
のほとんど一致に気が付くところとかも説明していただけるとよかったのね。空想が許され
るなら、もしその当時に光速度の測定が発展していなくて、オーレ・レーマーの毎秒22万
キロが光速度と思われていたら、マクスウェルの電磁気理論はどうなっていただろうとかね。
>それも充分に確認され多くの人が「事実だ」と認める事実があって、その上にその事実を充分に説明
>し得る理論が確立する。
・・・・・・・
>こういう流れの中でみないで「理論−実証」の部分だけ見ると、「肯定のための否定」の存在が見つけ
>にくくなる訳です。
この一連のご指摘には脱帽です。頭で分かっていたようでも、自分の言動行動となると違うのですね。
槍玉に挙がっている件の技術の舌足らずのために誘引された誤解を、最低限でも分かって頂こうと、少し
ばかり無理しました。擁護している訳ではありません。「理論から実践」の指摘も図星です。
特に複雑系を扱う場合、何を動かし難い科学界の事実として採り上げて論証するのか、そこに軸足を
定めることが真っ先に求められるべきで、できるという思い込みの前提に立った福島の実験には軸足に
対する論拠が確かに見当たりません。計画や計測の精度だけの問題ではないようです。あえて指摘しませんが、台湾での実証は、今回の拠り所として値しないことが分かりました。拠って立つべき組み立てが
杜撰なのです。福島に至るまでの経緯を知っているだけに喉もとへの匕首に近い雰囲気です。
また、tamtamさんのご指摘は拡張実証の話と捉えてよいのですね。ちょっと考えさせてください。
考えて言ったところで評価が変わるとは全く思いませんが。
こんにちは、酔狂人さん。
>また、tamtamさんのご指摘は拡張実証の話と捉えてよいのですね。
実は私も少し無理な書き方をしているわけです(その部分をtamtamさんに
正された訳)。物理学の場合は「個別の事実を説明する理論」があって、そうい
う「しっかりした事実を説明し得る理論」の幾つかをまとめて説明し得る「統一
理論」というのがあるわけですよ。例えば、ガリレオが「振り子の法則」を実験
事実に基づいて示し、ケプラーが「惑星運動の法則」を観測事実に基づいて示し
て、これらは互いに関係しない別な法則みたいに思われていたのが、ニュートン
が「運動法則」でそれらを皆一つの理屈で説明できる様にするような話ね。
でもって、統一理論だけ見ると、その元になるのはやはり理論なのね。そのため、
「理論はきちんとした事実を説明するもの」という説明をするときに、統一理論
の場合には、その元になる理論が事実に基づくことを説明しなきゃ成らなくて面
倒になっちゃったのね。相対性理論も統一理論で、その元になったマクスウェル
の電磁波論も統一理論なのでね。でもっていい加減に書くから、tamtamさ
んに叱られる訳です(笑)。
統一理論のすごいところというのは、それまで別々に扱われていた理論とか法則
を同時に説明できることにあります。それができるとまだ個別の現象で理論とか
法則が明らかになっていない無地の部分も「説明できる可能性」が出てきて実証
が盛んになる訳ね。変な例えだけど、川の上流の地図と川の河口の地図できて、
「この川は同じだ」と分かると少なくとも中流域に「川が流れている」ことは明
らかになるから、その川が真っ直ぐなのか曲がっているのか確かめようとする動
きがおきる様なものね。
まあ、そういう統一理論でも常にきちんとした事実を説明し得る個別理論に裏打
ちされている事を理解していただきたいのです。
台湾核能研究所の報告書を読むと、報告者の苦悩が記されている様に思えます。
http://takashima.tidt.fool.jp/?page=1
この報告書は間接的に「複合発酵」の本質を表しているのではないでしょうか。
一読の価値があると思います。
>まあ、そういう統一理論でも常にきちんとした事実を説明し得る個別理論に裏打
>ちされている事を理解していただきたいのです。
技術開発者さん、何度か「開発技術者」と誤記して失礼しました。いろいろ教えて下さって感謝して
います。統一理論の難しさは分からない訳ではありません。数学界の例の「フェルマーの大定理」が証明
されるまでの軌跡を見ると、尋常ならぬ複雑な関数論が展開されるとはフェルマー自身も含めて当時の誰も
予想できなかったに違いないと思います。この過程で派生した多くの理論が成立し、そのまとめをワイルズ
が成し遂げたのでしょう。統一理論にふさわしい整数論の鳥羽口がここであれば、あとはリーマンの
素数定理がどう片付くのか、観物です。ここで一つの疑問があります。リーマン予想が正しいとすれば
直ちに導きだせる定理群があまた控えているにも関わらず、数学者たちは絶対にこの先の領域には
入って行かない厳格さがあります。論理の世界だから当たり前といえばそれまでです。翻って、実業界
はどうなのでしょう。マイナスイオン、水素水、止め処のないサプリ、飲料の氾濫。現代の臨床医学が
いい加減とは思えませんが、確たる理論のないものを一流とされる企業群がこぞって商売の道具にして
います。同時に、エセ科学としてほかの分野も含め厳しい論調で追求している一部の良識的な学者諸兄
が、なぜか異端視されている現状には首を傾げざるを得ません。実害がなければいい、問題が起きたら
「前から懸念していた」として叩いたらいい。つまり自分たちが安住できる「個人的な科学の領域」を脅かす
ものでないのなら、大資本を敵に回す愚を冒す必要はない。理論を無視した得失の問題でしょうか。
放射能を消す、などといえばキチガイ扱いは避けられません。現代科学に基づく理論がない無手勝流
の道筋をどう考えたらよいか、マイナスイオンどころの話ではありませんでしたから、困りました。ただ、
叩き易さこの上ない、上記と違った意味で標的にされると分かりきった「所業」に、一部とはいえ関わって
しまったことに後悔はしていません。開発技術者さんのご指摘で、袂を分かった技術屋としての自分が
いたことが理解できた次第です。一部の懸念は気が向いたらまた俎板に乗せたいと思います。
こまったさん、おはようございます。この報告書を読まれたのであれば嬉しいです。私が閲覧したのは
ダンボール二箱に及ぶ解析データの詳細を含むものでした。報告書をまとめた研究者の苦渋は分かります。
あり得ないという当然の反応があったからと思っています。但し、複合発酵との因果がここにあるとは
思えないのですが。
こんにちは、酔狂人さん
私が「報告者の苦悩」と書いたことについて補足させていただきます。
http://tidt.jp/pdf/110513/fukugo-jp.pdf
この報告書には、行なうべきであるが実施できなかったことが書かれています。
・水溶液から菌体への放射性物質の移行の確認
・死んだ菌体からの放射性物質の遊離の確認
・微生物の同定
などです。それらの制約は高嶋氏側からの要請で起きた様に見えます。
水溶液の放射性物質が菌体に移行することは、起きても不思議ではありません。
適切な確認試験を行なえば、実用的な技術に発展した可能性もあります。
不可能なことが起きたことに対して、研究者は苦悩しないと思うのですが、、、
むしろ新しいテーマが見つかったことを喜ぶのではないでしょうか?
必要な確認を行なえない状況で報告書をまとめたことに対して「報告者の苦悩」と書かせていただきました。
>あとはリーマンの素数定理がどう片付くのか
「リーマンの素数定理」というものはありませんね。
特に数学では不用意な用語使いは文全体の信頼性を無くすので注意してください
>確たる理論のないものを
確たる理論がないことは、かならずしもそれ自体をビジネス上で非難されるべき
ものではないと思います。
例えば、あるラーメン店が「うちのラーメンはおいしいよ」といって宣伝すると
き、確たる理論は必要でしょうか。
ビジネス以外でも政治や立法など、確たる理論がなくて実施されている例はいく
らでもあります。自然科学しか記述を許さない特許申請などでも、確たる理論な
く取得されることは珍しくありません。
証明されていない理論をあたかも確定事実であるかのように使うのがいけないの
です。
>それらの制約は高嶋氏側からの要請で起きた様に見えます。
こまったさん、ご指摘ありがとうございます。必要な追試を実施しなかった理由が私にも分からなかった
のです。「近場にいた企業関係者(2)」で少し触れています。但し、このような見方をしていません
でした。うーーん、です。手元には抄録しか残っていませんが、その観点で見直してみます。
おっしゃるとおりです。リーマン予想と書いたつもりでしたが迂闊でした。後半のご指摘にも反論
は致しませんが、「マイナスイオンが体にいい」と言ったとき、ラーメン店の宣伝とは中身が違いま
せんか? 「規定事実のように使う」。関わった技術屋としてそんな意識は全くなかったとだけ申し
添えます。
この掲示板は、ツリー型ですから、他での議論を無視してレスします。
そういうのを「マーフィーの法則」と申しまして、1993年にアスキー出版から出てたくさん売れました。
その初版p103から引用します。
> エジントンの理論
> ある生物学的現象を説明するためにうち立てられた仮説の数は、
> その現象の理解度に反比例する。
生物は、いろいろな反応をなさいまして、細菌もいろいろな有機物を分解します。
ただ、この「分解」という言葉を誤解している人がいます。
有機物を二酸化炭素や水、若干の亜硫酸や亜硝酸などにして、気化させるだけのことです。
絶対に、化学的な範疇を外れません。
元々の炭素が13Cだったら、そのまま13Cの二酸化炭素になり、14Cでも同じことです。
無くなって欲しいものが「無くなっちゃう」のは、喜ばしいのですけれども、
化学の世界から足を踏み外した「生物」というのは、今まで一匹もいないのです。
137Csは、アルカリ金属イオンの中では、大きいほうですので、
大きいのを優先的に通すカリウムチャンネルを多く通るのでしょうね。
あるいは、負に帯電した細菌の表面に付着することなども期待できます。
でも、(絶対に)^3生物学的には無くせないのです。
下水処理場で、BODやCODをいくら下げても、ナトリウムイオン(例えば食塩)濃度は、下げられません。
そんなことすら当たり前ですのに、放射性元素をどうにかするだなんて、考えるだけでも無駄です。
技術者というのは、貪欲ですから、そんな可能性があるのなら、たくさんの人が飛びつきます。
高嶋ナントカは、可能性がゼロだから、誰も相手にしないのです。それだけのことです。
懸念の中身は、反論の嵐に遭うのは分かっているのだから、せめて実験のやり方ぐらいは
しっかりした組み立てをする必要があったのに、そうでなかったから二重の袋叩きにあっている現状を
予感していた意味です。みっともない結末だけは避けてくれ、そう思っていました。私も化学、微生物は
多少なりとも学んだ経歴はあります。mimonさんのおっしゃっている話は至極当然と考えています。
もともとこの技術と接した経緯は、現在の活性汚泥法やこれに付随する処理法が前後処理設備の
かたまりで、環境投資のみならず塩析工程があったり触媒が塩酸だったりすると処理能力、発生汚泥や
硫化水素の問題で環境担当者は常に悩みを抱えていた実態からです。高濃度食塩含有の汚泥の分解
処理と硫化水素発生の課題を同時に解決する手段として実証を開始し、かなりの成果を得ました。採用
しなかった理由はツリーごとの議論の対象が違うのでしょうからここでは申し上げません。
これを実証しているときに、食塩15%、糖蜜15%以上の高濃度廃液、実際は培養液による希釈が
ありますからその半分ですが、このシステムを採用した実機において1年経過後に排水から食塩が
消えているとの情報が入ったのです。まさかと思いつつ、ここでの分析を開始しました。上述の実証での
食塩濃度は低下傾向にはありました。当時は気に留めてもいません。微生物濃縮、ナトリウム複合塩と
しての不動態化、サンプリング、分析方法の瑕疵等々、詰めてみても総量で1/3が行方不明です。
結局、どうなっているの? としか考えようがなかったのです。人様の設備でしたから迷惑をかけ続ける
訳にも行かず、自前の設備システムを導入して再試験を始めた途端に、やめた理由は上記と一緒です。
誤解に起因した事件からとは言え、こちらには何の責任もない話ですから本当に腹が立ちました。
3月11日以降、高嶋サイドの対応が一気に福島に向いてしまった揚句、藤原直哉氏の仲立ちで
政府サイドへの働きかけが行われた経過はmimonさんもご存知でしょう。より慎重に考えるべきところで
思い込みが先行した結果が冒頭の「懸念」につながっている訳です。台湾核能研の評価以降、私たちが
やりかけた実証以外にこの領域の公表できる確たる実績はないのですから。ここを境に袂を分かった
理由は、現代科学を意地っ張りになって無視してかかる態度に、自分の役割はもう済んだと思ったから
で決して離反したのではありません。「消滅」の表現はやめてくれ、の意見には聴く耳を持っていません
でした。とは言え、べつの分野では高い有用性は間違いなくあると信じています。焦らず、いろいろ
な反動を予想して地道に対応すべきでした。
不具合の目立つ中、高嶋氏は自分を賭けてここに取り組んでいます。逮捕事件を発端とする中傷を
含んだ批判等にも何の釈明もしていません。だから別のツリーで今は部外者の私が少し釈明をしました。
余りの誤解に耐えられなかったのです。ただ「こなみさん」との渡辺さんの応酬には目を疑いました。
間違いを含め、およそ科学の論議とは思えない稚拙な断定ばかりで、何を言ってるんだ、もうやめろ、
の心境でしたから。こうなっている内部事情がありますけれども、ここは控えておきます。こなみさんも
呆れ返って、相手するに足らずの引き揚げだったのでしょう。
今の政府が一部は関わっている今回の評価です。ここに至るまでに政府官僚サイドが評価してきた
除染技術のもろもろをご存知でしょうか。政府機関、大学、大手企業。どこも屁理屈ばかりで実効の
あがる現実的な方法がない! 国のトップがヨタ話に関わるのは犯罪行為だと声高に批判している
向きも知りましたが、そのトップにしてみると国際的には批判の多いアレバ社に依存せざるを得な
かった経過も含め、国内の科学者に向けた怒りは分かります。あの菅直人という下司の元でも官僚行政
のレベルでは緊急対応への機能はあったのでしょう。だからやってみてくれの要請がなされたわけです。
理屈抜きだったのでしょう。体を張って阻止する気もない連中に本当の批判はできない、高嶋氏はそう
見ていると思います。
こんにちは、酔狂人さん。
>確たる理論のないものを一流とされる企業群がこぞって商売の道具にしています。
>同時に、エセ科学としてほかの分野も含め厳しい論調で追求している一部の良識的
>な学者諸兄が、なぜか異端視されている現状には首を傾げざるを得ません。
上に書いた「研究者=社会の毒味役」論を良く考えてみて欲しいんですね。私は、「
社会の健常な保守性」論なんて唱えていますけどね。研究者が毒味役としてその価値
を発揮するのは、社会が或る程度保守的で「新規な物事」がなかなか受け入れ成れな
い社会なんです。そういう社会であればあるほど社会の保守性を打ち破るだけのカッ
チリとした検証をおこなう研究者が社会に「新規な物事」を出していく事に価値があ
る訳です。
たとえ話で言うと、見た事の無い茸を「食べられるだろう」と村全体で直ぐに食べ始
める村には「私が代表して食べてみますから、皆さんは私がどうなるか観察して下さ
い」という毒味役は不要なんです。そして、今の先進国は、そういう毒味役を必要と
しない、社会全体で毒味をしようとする社会に近づいている気がします。
私は「ガンコ村のオッチョコチョイ宿」というおとぎ話をこさえた事があります。ガ
ンコに新しい食べ物を拒否する村で、「試して見たくてしょうがない」様に生まれつ
いてしまったオッチョコチョイたちは、村の一角にオッチョコチョイ宿を作って集ま
る訳です。村のあちこちにバラバラでいると、周りからうっとおしがられるオッチョ
コチョイもその宿では「試してみよう」とか「試したらこうだった」が自由に討論で
きる雰囲気が生まれるんです。そして、そのオッチョコチョイ宿で皆が「確かに食べ
られるし、おいしいね」と認めたものは、ガンコ村の人も少しずつ食べる様になって
いく訳です。オッチョコチョイ宿のヒット率(つまり食べられて美味しいものを見つ
ける割合)が低かった頃は、ガンコな村人とオッチョコチョイはうまく分業できてい
た訳ですね。しかし、オッチョコチョイたちも実は進歩します。「この茸は以前に毒
に当たって苦しんだ茸とよく似ている、注意しながら試そう」なんて、比較するデー
タベースも充実してくる訳ですよ。そうすると、ヒット率が上がってくる訳ですね。
ガンコ村の村人の方もオッチョコチョイ宿のヒット率が上がると、ガンコさが弱って
来るんですね。まだ、オッチョコチョイ宿の皆が認めていない、本の少数のオッチョ
コチョイが「食べられるかも」なんて言っているだけのものを、「オッチョコチョイ
が試しているのだから食べられるだろう」と食べ始めた様な状態が現代では無いかと
考えたりします。それって、とても怖い気がしますけどね(笑)。
技術開発者さん、こんばんは。
お話は拝見して笑っちゃいました。私なんかはさしずめ付いてゆくのが恐くなって、離れて両者のやり
とりをはらはら眺めているだけの一番のおっちょこちょいかも知れません。それはともかく、
別のツリーでちょっとムキになって書きすぎてしまいました。ご迷惑かと思いますが、この話の延長で
下記の考え方に見解を賜れば幸いです。
100%ありえない、絶対にありえないと表現した場合、今回の件では次の確たる検証が必要と考えます。
(原則)すべての原子はいかなる状態であっても、例外なく、すべての微生物群、またこれに由来
する酵素群などの作用によって、通常の化学反応の範囲を超えた変化は受けない。
同時に、「化学反応を除く原子の変化は、現在に至るまでの物理学の体系の中でのみ説明できる」、と
言っても当然上記に対する検証を含む前提があると言えますよね。
(反論)原子は微生物群、またはこれに由来する酵素群の作用によって、通常の化学反応の範囲を
越えた変化を起こす場合がある。
これは理論ではなく、実験による例証から導けます。原則が証明されないかぎり、否定はできない困った
代物です。また、原則の証明は恐らく不可能でしょう。
今回の批判は、詐称だの逮捕事件といった「いかがわしさ」への先入観が先立って、馬鹿馬鹿しくて
ここを通過している印象が拭えません。ありえない、の根拠、つまり(原則)に至る筋道が示されていない
のですから。これが示されていれば尻尾を巻いて私も退散します。好きなだけやっつけてください、です。
高嶋氏は博覧強記な人物です。個人のこだわりは別にしても、肩書きなど私にはどうでもよかったの
です。それ以上のものを持っています。だから、恐らく(原則)がしっかりと説明されない限り、誤解を
受けても簡単にギブアップするとは思えません。
レスするのが技術開発者さんでなくて、申し訳ありません。
あり得ないことを信じるのは勝手ですが、「不存在の証明」を求めるのは、禁じ手です。
「亡霊」や「前世」がないことを説明するのは可能でも、「証明」は厳密には不可能なのです。
そこまで極端でなくても、「宇宙人が人類と接触を持ったという証拠はない」と言えても、
「宇宙人は人類と接触していないし、今後とも接触することはない」とは証明できません。
もちろん、そういった「説明」なら可能です。
そういう「実質的にあり得ない」ことの「証明」を求めるのなら、
「あったことの証明」のほうが遥かに簡単でして、
だからこそ、科学の世界では、新説を唱える者のほうに「証拠」を求めます。
実験と称する「手品」を見せても、だれも納得しないことは、ご理解いただけますよね。
全員が納得できなくても、マトモな実験をして、だれかが理解を示す程度の「証拠」があれば、、
その人が追試を行ったり、反証を示したりして、次第に確かなものになって行きます。
ニュートリノが光速を越える件についても、測定内容が明らかだから、反証を試みる人がいるわけです。
http://www.asahi.com/science/update/1122/TKY201111220539.html
高嶋「博士」の行っていることと、どう違うのか、落ち着いて考えてみてください。
別にお金をかけて壮大な実験を求めているわけではなく、納得できる人がいれば良いのです。
証拠を示すための実験なら、「試験管」の中でのほうが簡単ですよね。
もちろん、「ビーカー」ても「フラスコ」でも「ベッセル」でもかまいませんが、
追試する価値がある程度の「試験結果」を求めているのです。
それが出てくるまで、高嶋氏をだれも相手にしないことは、変わりません。
功名を急ぐ気持ちを解らなくはないのですが、いきなり「実証」するには、無理があります。
細菌の分野で実効性のある対策が検討されていないことは、ありません。
少なくとも、例えば、このブログ記事で紹介されている程度の予備実験は、必要だと思います。
http://tsukuba2011.blog60.fc2.com/blog-entry-476.html
そうすれば、私のような素人でも、「興味」くらいは示すものです。
こんにちは、mimonさん。
おっしゃるように、ニュートリノの話からは mimonさん流に書けば、(かけ離れ)∧∞ の差が
あると残念ながら思います。表現の拙さはお詫びします。禁じ手に見えるかは私には分かりません。屁理屈を
捏ねて技術開発者さんの「叱咤」を少しばかり期待したつもりでした。ここのツリーでは「個別の問題を
離れて」との前提で、科学の姿勢を説明してくださった技術開発者さんのご指摘の流れで、口が滑った
と申し上げておきます。証明せよなどとの趣旨に悖る注文はつけていませんでしょう。ただ、100%あり
えないとか絶対にありえないとか、あまりにもはっきりと断定した意見があるから、そこに至る筋道ぐらい
は示してほしいと思っただけです。反応の基本的なエネルギーレベルが違うということだけで説明がつく、
議論の余地無し、と言うのならそれでかまいません。物理に疎い私でもそれくらいのことは理解していま
すから。
酔狂人さん、
技術開発者さんでなくて申し訳ないのですけど。
>反応の基本的なエネルギーレベルが違うということだけで説明がつく、議論の余地無し、
追加するならば、「現状では」議論の余地無し、でしょう。
なぜ議論の余地がないかというと、卑金属を貴金属に(化学的な方法で)変える、つまり原子核を変えようとする試みがこれまでにさんざん行われ、どれも成功しなかったからです。
この膨大な失敗から化学の知識が蓄積され、その後、核を変えることと、物質の電子の状態を変えること(化学反応)は、反応に必要なエネルギーが全く違うので化学的方法で核の変換は無理である、という結論に至っています。
化学的あるいは生化学的反応で核の世界に手出し可能であることの証明は、それを主張する人の役割ということになります。
別の投稿で、
> 100%ありえない、絶対にありえないと表現した場合、今回の件では次の確たる検証が必要と考えます。
> (原則)すべての原子はいかなる状態であっても、例外なく、すべての微生物群、またこれに由来
> する酵素群などの作用によって、通常の化学反応の範囲を超えた変化は受けない。
>同時に、「化学反応を除く原子の変化は、現在に至るまでの物理学の体系の中でのみ説明できる」、と
>言っても当然上記に対する検証を含む前提があると言えますよね。
> (反論)原子は微生物群、またはこれに由来する酵素群の作用によって、通常の化学反応の範囲を
> 越えた変化を起こす場合がある。
>これは理論ではなく、実験による例証から導けます。原則が証明されないかぎり、否定はできない困った
>代物です。また、原則の証明は恐らく不可能でしょう。
と書いておられますが、(原則)と(反論)は等価ではなく、圧倒的多数の実験事実に裏付けられているのが(原則)で、その圧倒的多数の実験事実を軒並み否定するだけの強力な証拠を突きつけない限り誰もみとめないのが(反論)ということになります。
原則の証明が不可能だが認められている例として、たとえば、熱力学の「エネルギー保存の法則」があります。実のところ、エネルギー保存則は、そういうものが存在するという積極的な証明がなされたわけではないのですよ。でもこれを破ろうとする膨大な実験が全て失敗に終わったという事実によって強固に支えられ、今では、最も確定している自然法則の一つになっています。
おっしゃる(反論)の難易度は、エネルギー保存則を破るのと同程度だとお考えください。
こんにちは、酔狂人さん。
>100%ありえない、絶対にありえないと表現した場合、今回の件では次の確たる検証
>が必要と考えます。
まあ、考え方ではあるんですね。私にしても酔狂人さんにしても殺人とかの重大犯罪の犯
人ではないということを100%否定することは難しい訳です。だから、ある日突然、酔
狂人さんは警察に逮捕され、殺人罪で懲役刑になるかもしれない・・・訳ではないんです
ね。司法の考え方には「推定無罪原則」というのがありますよね。検察が警察を指揮して
捜査して、私にしても酔狂人さんにしても「この人はいつどこで誰をどうやって殺した」
と証拠付きで起訴しない限り容疑者にもならない訳です。例えば私が「酔狂人さんは殺人
犯かもしれない」と言い始めたときに、酔狂人さんが「100%ありえない」という事を
きちんと証拠を出して言わなくてはならない訳ではないということね。ここで理解して欲
しいのは「思想の自由」と「表現の自由」の違いね。別に思っては行けないわけでは無い
けど、それを言いだすのにはきちんと根拠が必要ということね。そしてその根拠はあいま
いであってはならないということなんです。
まあ、「司法と科学を一緒にするな」とお考えかもしれないけど、私は「推定不在原則」
というのは或る程度成り立たなければならないと思うんですね。誰かがきちんと証拠付き
で「こういう現象があります」と言いだすまでは、そういう現象は無いとみなすと言う事
ね。そしてそれは「思ってはいけない」訳ではなくて「言いだして、それが意味を持つ」
のに、あるていどカッチリした証拠が必要であり、それを示すまでは基本的に「その現象
はない」と見なすということね。そして、その「無いとみなす」ことに証明はいらないと
いう考え方ね。これは法学では「原則と例外」論なのね。社会で一般に思われている原則
に関しては証明はいらなくて、その例外を主張する者が「これは原則の例外である」とい
う証明をする責任を持つという考え方なんだけどね。
なんていうかな、科学史には「異端の説が真実であった」というエピソードが幾つか残っ
ているのだけど、実はその何万倍かの「異端の説がやはり間違いであった」は存在してい
るのね。ただ、それはエピソードにはほとんど残っていないのね、間違いを異端の説とし
て排除するのはあまりに当然だからエピソードに残らないのね。わずかに残っているもの
の一つを紹介すると、「N線の発見」なんてのがあるのね。レントゲンがX線を見つけた
後のフランスの物理学会で「X線とは別な放射線が陰極線管から出ている」と考えられた
のね。何人ものフランス人物理学者がX線の到達しない所に置かれた蛍光板が光るのを観
測とたりね(なぜかフランス人にしか見えなかった:笑)。でもって、なんとか感光板を
N線で感光させて証拠をつくろうとして皆失敗したりなんてことがおきたのね。そうやっ
て証拠を作ろうとしているうちに、フランス人物理学者の目に蛍光板が光るのが見えなく
なっていったのね。背景にはフランスとドイツの物理学上の先陣争いみたいな事が関係し
ていたと言われるのだけどね(笑)。でもね、私はこのフランス人物理学者たちを立派だ
と思うんですよ。誰かみたいに「N線が無いという証明」を他の人に求めるのではなく、
自分の手で「N線の証拠」を感光板に留めようとして失敗する訳だからね。自分の手で確
たる証拠を作るまでは、「N線がある」を社会には出さずに、フランス人物理学者の中で
証明しようとしたという事ね(だから大恥にもなっていない訳だけどね)。
こんにちは、酔狂人さん。
>100%ありえないとか絶対にありえないとか、あまりにもはっきりと断定した意見が
>あるから、そこに至る筋道ぐらいは示してほしいと思っただけです。
まあ、apjさんが書いて居るのであまり書く事が無いんですが、ガンコ村のオッチョコチ
ョイたちが、あまりヒット率高く「食えるもの」を見つけるようになることで、ガンコ
村のガンコさがゆるむということの一つの事例とも言える訳です。以前であればガンコ
村のオッチョコチョイ以外の村人たちは「食えると証明されるまでは食えないものと見
なす」としてきた訳ですね。ところがガンコさがゆるむと「食えないと言うなら、食え
無いと証明しなくてはならない」となる訳です。社会と毒味役の関係を考える時にこの
「食える、食えない」を等価に見なす事の危険性というのは考えて欲しいんですね。
実はこの「食えないと言うなら、食え無いと証明しなくてはならない」というのは、オ
ッチョコチョイが自分の中で持つのなら、必ずしも持ってはならない考え方では無いと
思っています。実際私も自分の工夫でなかなか成果がでないときに、「なぜうまく行か
ないかの理由がハッキリするまではこの考え方は捨てないぞ」と頑張ったことはありま
すからね。ただし、オッチョコチョイたちを「社会の毒味役」と考えるなら、オッチョ
コチョイたちの中に留めて他の村人を巻き込んではならない考え方だろうとも思います。
酔狂人さんがどちらの立場で言っているかによる訳ですね。もともと社会の中のオッチ
ョコチョイの「毒味役の役割」というのは「使い捨て」なんです。だから、ご自身がオ
ッチョコチョイとして、自分の人生を「使い捨てる」覚悟ならどういう考え方にはまり
込んでもかまわないのです。ただし、決して社会をその考えに巻き込んではならない訳
です。
さらに言うと、実はオッチョコチョイたちのヒット率が上がった理由の一つが「法則化」
なんですね。過去から連綿と築き上げてきた知見を法則化することで「試す前に捨てる
可能性」が増える事で、逆に試して食えるものに当たる確率が増えている訳です。
笑い話をすると、私の様な分析屋は元素が消えたり増えたりしたように見える現象に良
くぶつかります。例えばあるセラミックスを焼結する為に加えた焼結助材が焼結体を分
析したら半分とか1/3になっていた(当然うまく焼結できていない)とかね。元素転
換という選択枝をとりあえず「法則に反する」と封印する事で真の原因にぶつかる可能
性は上がるんですね。その時はセラミックス原料にハロゲンが多く残留していて、焼結
時の高温で蒸気圧の高い助材元素のハロゲン化物ができてしまって、蒸発していたりと
かね(この原因だと炉の傷み具合も説明出来ちゃう)。元素転換の可能性まで考慮して
いたら、この真の原因にぶつかる可能性が減ってしまうのですよ(笑)。
なんていうかな、私は良く「マイコン将棋対戦」の話をするんですね。まだパソコンが
マイコンだった頃にそれぞれのユーザーが自分のマイコンに将棋のプログラムを打ち込
んで対戦させる催しをアスキーがはじめたのね。その頃にプログラムしていた者たちが
何に苦しんだかというと、「最善手」を見つける事じゃなくて、「悪手」をどうやって
切り捨てて貴重な先読み時間を悪手にかけないプログラムを組むかに苦心したんです。
基本的な定跡手とその1手先くらいの展開をデータベース化して、そこから外れそうな
手はとりあえず先読みを捨てるプログラムを皆考えていたんですね。
この最善手の探索と悪手の切り捨ての関係は良く理解して欲しいんですね。
わたしは電子計装技術者のうちなので、プラント計装も経験があるのですが
全容が一目で見渡せる机上実験と違って、プラントは工程を踏んで系統的に
観測しないと動作の把握は難しいです。
配管間違いやバルブの故障、あるいは設計図書になかった配管が増えていた
り、タンクが増えていたり。果てには運転手順が操作書と現場で違っていた
り、そもそも操作を勘違いしていたりすることもあります。
酔狂人さんは、他人に100%の証明を求める以前に、実験系の100%把
握をしておられないと思います。
例えば、
・最初の投入量と成分分析はご自分で確認されましたか?
また、その後現場で勝手に水を加えたり吸着剤や沈殿剤を加えている可能性
はありませんか
・タンクの数や容量は現場で正確に定量しましたか。スラリーが溜まったり、
こっそり排水バルブが操作されてませんか
などと、いくらでも机上計算と実際の量が変わってくる要素はあるわけです。
酔狂人さんのすべきことは、ご自分がプラントの全動作を客観的・定量的に
把握していることを納得させることだと思いますけどね。
こんにちは、Isshockingさん。あまりに個別の話になるのでコメントするかどうか
悩んでいたんだけど、まあ、Isshockingさんがコメントされたので便乗しましょう。
なんていうか、昔、それぞれの排水に合わせた活性汚泥を作る研究をしていた部屋
の近くにいたんですね。なんていうか、地方自治体の下水処理場なんてのは、そう
そう変な汚水が入り続けることはないので、一般的な活性汚泥で充分なんだけど、
事業所に設置する排水処理場なんてのは、排水の質が様々だから、活性汚泥も排水
に合わせたものが必要になるんです。ただねその時の活性汚泥の作り方というのは
「活性汚泥を馴らしていく」という方式なんですね。そういう意味では先に微生物
を決めて試すみたいな、酔狂人さんのやり方には違和感がとても大きくあります。
例えば、病院とかに設置する排水処理場なんかは、結構、排水中の消毒剤の濃度が
あったりしたわけです(最近は知らないですよ、私が知っているのは病院に良く石
炭酸石けんの洗面器がある時代の話です)。そんな排水を普通の活性汚泥槽に流し
込んだら活性汚泥が死んじゃうんですね(なにせ微生物ですから)。じゃあどうす
るのかというと、「消毒液に馴らした活性汚泥」なんてのを作るわけです。少しず
つ石炭酸石けんの濃度を上げながら活性汚泥を飼うと、そういう排水でもちゃんと
分解してくれる活性汚泥ができあがるわけですよ。笑い話をすると、その活性汚泥
は、病院の外来が休みになって石炭酸石けんの濃度が下がると、比較的急速に普通
の活性汚泥に戻ったりするんで、そんなときには石炭酸石けんを少し入れて「石炭
酸対応力」を維持しなきゃ成らなかったりしたんですけどね。
活性汚泥というのは色んな微生物の集合体で、当然だけど石炭酸に強い微生物も弱
い微生物も皆いる訳ですね。でもってこうやって「馴らす」という作業は、要は活
性汚泥の中の石炭酸に強い微生物を優勢にしているだけなんです。結果として、石
炭酸対応の活性汚泥というのはできるわけですが、活性汚泥内の微生物は、結果と
して対応している訳で、最初から選択している訳ではないんですね。
実はその頃に、「海の養魚場の底の浚渫ヘドロを分解する活性汚泥の必要性」なん
て話も聞いた事があるので、「高塩濃度排水対応の活性汚泥」も必要性というのは
あるだろうと思うんです。でもって、チョット気になったので、最近の報告とかを
斜めに読んでみても、「高塩濃度排水対応の活性汚泥」の開発というのは続いてい
るみたいでして、そのやり方も、まあ昔ながらの「馴らす」やり方のものが多いよ
うです。そういう開発のやり方を考えると、「馴らす」ことで高塩濃度排水対応に
するのではなく、最初に微生物を決め撃ちしているような酔狂人さんのやり方とい
うのは、「本当にプロがやっているのかな」という疑問は感じます。
まああくまで、活性汚泥つくり屋さんたちの近くにいた経験からの感想ですけどね。
こんにちは。野暮用で暫くパソコンと遠ざかっていました。いろいろなご意見をありがとうございます。
まず技術開発者さんへ。誤解とは申しませんけれども、「活性汚泥法」で散々失敗してきた結果として
「複合発酵」という処理法に着目した経過はこの掲示板の中で説明したと思います。活性汚泥法では私は
プロの技を持ってはいません。ただプロの仕上げたこの方法の限界は痛いほどに何度も経験しています。
しかも検討した内容は、既存の活性汚泥法の処理設備から発生した汚泥と硫化水素臭気とを軽減除去
するための二次処理法にあった訳で、ご指摘の話はちょっと違うと思います。公共下水道をはじめとして、
産業界一般でも汚泥処理は頭の痛い問題であることはご存知でしょう。ここに糸口を付けたかったのが
そのきっかけです。細かくは申しあげませんが「発酵技術」とは腐敗抑制のエンジニアリングだと考えて
います。例えば日本酒では純粋酵母によるアルコール発酵を導入するために、麹や空気中に存在する
産膜酵母その他の野生酵母菌を乳酸菌等によって死滅、消化させ腐敗を起こすことなく培地を形成させる
という、様々な研究結果から推測された基本的なプロセスがあります。複合発酵とはこの酒造技術を核と
して(恐らく多くの失敗をしたと思っていますが)二十数年の実績を積み上げた処理法であり、同時に
その採用例をつぶさに見た上で実証を始めた私どもの経緯があります。液状処理であれば初期発酵工程
から中間の発酵工程までの「溶存酸素量」他のいくつかの重要な管理指標があって、腐敗を抑えるために
ここに神経を集中させる必要がありました。また発酵状態の良否判断のため各工程での微生物フロックの
形成を目視にて確認し、安定するまでこれを続けるわけです。前後の物理化学的処理の多い、曝気を
主とする活性汚泥法とは根本的に異なります。扱い得る廃水の濃度もケタが違います。腐敗とは紙一重
の嫌気好気の共存、複合発酵とはそのように解釈していますし、そこに繁殖する微生物がどのようなもの
であるか調べても、ごく一部の既知の主要なものだけでも対象廃液によってかなり異なっていて、固有の
代謝機能だけでは説明がつかない結果でした。ご指摘にある微生物での狙い撃ちが成立するような簡単
なものではないと申し上げておきます。ただし、今回の除染での固体発酵は私の理解外です。
apjさん、ありがとうございます。私の書き方が技術屋らしくないとお叱りを受けているとは思いたく
ないのですが、エネルギー保存則を無視するような無茶はしていません。袂を分かった理由が一部はこの部分
の現象面からの論理構築に見解がくい違ったこと、そしてなによりも元の技術の実用性が疑われる(それ
以前というご意見でしょうけれども)ような余りにも稚拙以下のやり方を進めたところにあります。誤解を
恐れずに申し上げると、不可知なのか非可知なのか科学的な判読もせずに台湾での実験だけをその
拠り所としているのが彼方の実態なのだと思います。ここでの曖昧さはこまったさんが既に指摘された
とおりですし、私には微生物濃縮が効率的に進んでいるというだけでも充分だったのです。
パスツールの有名な実験により、当時の化学では説明できなかった現象から微生物の存在とその機能が
説明されました。その働きの本質が酵素であると分かるまでには更に期間を要しています。化学という
現在の括りで見ればすべてに説明のつく過去の事例です。困るのは「微生物触媒」といった概念に従前の
成功例からT氏はこだわっており、背景には微生物ならびにこれに由来する酵素の集合体としての実態が
殆ど何も分かっていない現状を利用(悪用とは言いません)しているフシがあることです。やる意味がない、
という思考はなくて、分かっていないからやる、極端に言えばそれだけなのだと思います。従来の処理法では
何ともならない特殊廃水を多く扱ってきた過去の実績に基づく自信です。
Isshockingさん、素数定理で叱られました。半可通はいけません。掲載文には細心の注意を
払います。
で、知って頂きたいのは、私は福島の実験に一切関知していませんし、T氏との関係は既に断っています。
自ら関わった技術であるだけに、誤解されている部分について中立の立場から釈明したいと最初の投稿
で説明したとおりです。ご指摘の内容は当然の話で一言の反論もありません。こういう手続きを無視した
やり方に、重ねて申し上げた「袂を分かった」理由があったのですから。これで了解願えますか。
技術開発者さんへ。言い忘れました。
今回の活性汚泥以外のご指摘には毎回感謝しております。私も企業での技術開発に携わってきて、
原則論議すなわち科学への書生っぽい話は、酒肴を第三者としてだけ交わすのを無難とする習い性が
多分身についているのでしょう。科学的思考を欠いた理解に苦しむトップの判断と言えども、反旗を
翻すほどの度胸は残念ですが持ち合わせていないのです。一部の良心的な学識者から「エセ科学」
と指摘されてもシャープはマイナスイオンを捨ててはいません。ある役員の立場があってここに至って
いる経過を聴かされれば(事実かは不明ですが)これが世の中、と思うだけです。
重なるご見解に改めてお礼を。
こんにちは、酔狂人さん。
>今回の活性汚泥以外のご指摘には毎回感謝しております。
私の水処理関係の知識は書いて居るとおりずいぶん古いのでね。余剰活性汚泥の処理にしても
昔は単にフィルタープレスして焼却場に運んで焼いて貰って終わりだったんですよ。余談の雑
学を披露すると、活性汚泥のフィルタープレス機のうちの結構なシェアを或る「焼き物関係の
会社」が持っていたりしたのね。焼き物に使う石を砕いて洗浄して水を絞るのに開発したフィ
ルタープレス機が汚泥のフィルタープレスにちょうど良かったりしてね(笑)。実はその会社
の名前は未だにどうみても「焼き物」系の名前なんだけど、水処理プラントも手がけているし
活性汚泥を研究した関係でバイオ技術でも結構頑張っているのね(笑)。
>科学的思考を欠いた理解に苦しむトップの判断と言えども、反旗を翻すほどの度胸は残念で
>すが持ち合わせていないのです。
私は経営関係の本なんかも良く読みます。でもって、良く紹介されてはいるんですね、「早期
に目をつけた成功譚」みたいなのは。まだ、学会の片隅で発表されたばかりの成果にいち早く
目をつけて、共同研究を始めて、苦労しながら実用化して成功したなんて話です。こんなのば
かり読んでいると、ついつい「アンテナ張り巡らして、良いネタに早めに目をつけて、早めに
自社のものにしないと、我が社は時代に取り残されるぞ」みたいな気分になるのは、分かる気
もするんですね。
でもね、私なんかはそういう話を読むときに、「この話は成功したから記事になっている」を
前提として読んでいるのね。なんていうかな、もうずいぶん長い間、色んな会社さんの技術開
発をお手伝いしてきたんだけどね。研究室レベルでは嘘ではない本当にしっかり確認された現
象でも、いざスケールアップして実用化しようとしたら泣きたくなるほどの沢山の問題が出て
きて、その大半はクリアしたのに、どうしてもクリアできない問題が残って、泣く泣く実用化
を諦める、なんて話だってあるわけですよ。そしてそんな話は決して成功譚として世に出され
る事は無い訳ですね(さの失敗が無駄と言うことではないんです、その途中に問題をクリアし
てきた技術開発はどこかで生きるものだからね)。その決して世の中に膾炙されない失敗譚の
量を思いながら成功譚を読むという事ができるのが真の経営者だと思います。
誰かの言葉をもじって言えば「『確かな研究』なおもて実用化に苦労す、いわんや『怪しげな
研究』をや」なんてね。
まあ、上で上げたフィルタープレスの様に「自社で使いたい」と開発したプレス機に別な分野
の用途が見かって、いつの間にか多角化していた例なんかもあるのが、技術というものの面白
いところでもあるんだけどね。
技術開発者さんへ
>その決して世の中に膾炙されない失敗譚の量を思いながら成功譚を読むという事ができるのが
真の経営者だと思います。
>誰かの言葉をもじって言えば「『確かな研究』なおもて実用化に苦労す、いわんや『怪しげな研究』
をや」なんてね。
この四行には蘊蓄を感じます。でも経営者が何を考えているかはなかなか判読できないですよね。
過去に立派と思った人が社長になった途端に、エゴの塊りになった実例は多いです。見てきた中でも
技術屋社長はまだ潔いところはあったのですが・・・。また、後の二行はT氏なら自分に都合よく誤解
するかもしれませんよ。ところで、
T氏に対する釈明は目に余る指摘がない限りもう控えますが私にも先方への疑問は多くあります。この
中でも特に目を疑ったT開発の掲載記事を見ました。これからの科学技術とかで判読不能に近い御託を
並べていましたよね。文末にあった「色即是空、空即是色云々・・」は般若心経の恐らく理解者でもない
人物が、科学とゴッタにして口走ってしまっては余りにも不見識です。お前たちに分かるかというナントカ
目線と実態とが全く乖離しています。なぜかと言うと、
私は十年近くの経文素読の経験があります。般若心経は釈迦説法の大集約であることはご存知でしょう。
漢字三百字にも満たないこれを仏像を前にしてもっともらしくT氏が読経し始めたことがあったわけです。
ところが最初の30%にも至らないところから読み方を含め既に間違いだらけでした。聴いている連中は
何も知らないと高をくくっていたのでしょうか。途中で長くなるからと言ってやめましたが(多分、読め
ない)、その態度に呆れ返った思いがあるからです。見栄っ張りです。持っている発酵技術と関係がない
とはいえ、誤解を招き易いパフォーマンスが何かと多かった。
で、始まりは擁護で終いには批判めいたものになって、一貫性を欠いたかも知れません。今後実用性を
大きく伸ばせる技術と信じたからこそ試みたものの、mimonさん流の(慎重)∧100 くらい要される
領域で甚だやりきれない結末を見ることになりそうなのが残念な限りです。
こんにちは、酔狂人さん。少し変な話をしますね。
以前、別な所で「せんみつの与太郎」の話をしたことがあるんですよ。少し知的障害があり
虚言癖もある与太郎が長屋に居る訳ですね。でもって、引っ越してきたばかりの熊吉がその
嘘を信じそうになったときに、友達のハチ公が「あいつはせんみつ与太郎だよ」と言って止
めるなんて話ね。でもって、私が説明したのはその長屋で与太郎は馬鹿にはされているのだ
けど、或る意味責められてはいないのね。なんていうかな、長屋中が「仕方のない奴だな」
と諦めている。そして諦めながらもなんていうか長屋の一員として長屋に住むのを許してい
る訳ね。与太郎の言うことを真に受けないように周りを押しとどめるのだって、考え方を変
えると与太郎を守ってやっていることにもなっている訳ね。誰も真に受けさえしなければ、
それによって実害が生じることは無いわけだからね。そういうお節介をせずに与太郎の言う
ことを真に受ける人が出るのを放っておけば、「与太郎のせいで損をしたぞ」なんて人も出
てきて与太郎は罪人にされてしまうかもしれないからね。
私は学生の時に学習塾のアルバイトをしていたのね。その塾の経営者がいわゆる巷の発明家
なのね。多少は面白い工夫もしていたけど、まあかなりの部分、物理法則に反するような夢
をみているおじさんね。給料以外にずいぶん飯を食わせて貰った(酒も飲ませてもらった)
からでもないけど、私はそういうキャラクターの人が嫌いでもないんですね。なんていうか
な、或る程度資産もある人で、その資産の中で夢を追っている限り、そう害がある訳でもな
いのね。
悪徳商法批判をしているときに、そういう本来は無害であるような巷の発明家おじさんを利
用した詐欺なんてのに出合ったのね。発明家おじさんに「スゴイ発明だ実用化すべきだ」な
んて吹き込んでまずそのおじさんの資産をかなり出させるのね。そしてその発明家おじさん
に夢を語らせながら出資をつのるような詐欺ね。なんていうかな、出資者にしてみると本人
が結構な資産を投資している訳だから「全くの嘘」とも思えないし、発明家おじさんは心の
底から「実用化できる。実用化したらスゴイ。」と思っているのだから説明に迫力はあるの
ね。でもって出資が集まったところで、その金を持って、発明家おじさんを置いてきぼりに
してドロンなんてね。なんだか、無性に哀しくなる詐欺だったのね。その頃にふと考えたの
が「せんみつの与太郎」の話ね。
別にT氏を擁護する気もないけどね。なんていうかな、おそらく社会には一定数のそんな人
は居るんだろうなんて思うこともあります。精神医学の世界では妄想性障害とか人格障害と
かに分類されるのかもしれないけどね。そういう人と共存することが難しい社会になってい
るのかも知れません。
技術開発者さん、
この掲示板の設置趣旨は、そういったホラ話コレクターのapjさんがネタを蒐集するためですから、
歓迎されるべきなのですが、さすがに、詐欺がまかり通ってはまずいので、
黒影さんの解説記事の「サギとマルチと疑似科学」も載せておきます。
http://blackshadow.seesaa.net/article/103236187.html
> あいにくこの業界は『キチガイ』として担ぎ上げることが容易なトンデモさんが掃いて捨てるほどおり、売り物になる商品にも事欠かないからな。
高嶋氏は、「博士号」を買って吹聴しているくらいですから、典型的なカモですね。
さぞ、いろいろな人が集まってきていることでしょう。
その中に、自称「経営コンサルタント」なんて、いないことを願います。
高嶋「博士」が帝国ホテルで開いた記者会見の司会進行は、シンクタンク藤原の藤原直哉氏でした。
http://vimeo.com/24173966
私は、カタギのサラリーマンですから、あまり詳しくないのですが、
たしか、昔ソロモン・ブラザーズのトレーダーをやっていて、
その縁で、松藤民輔氏の片腕みたいな存在でしたよね。
違法行為を行ったわけではないのですが、私の好きになれない人種と言えます。
?高嶋開発工学総合研究所のブログが更新されました。
http://takashima.tidt.fool.jp/
「12月26日 実験場見学会のお知らせ」だそうです
会場がサトーファーム牧草地なので、佐藤金正福島県議会議員の関与はまだ続いている様です。
困ったものです。
?高嶋開発工学総合研究所のブログが更新されました。
http://takashima.tidt.fool.jp/
新年のあいさつということですが、微生物や放射能の話はありませんでした。
以下一部ご紹介します。
『人類が陥ってしまった物質とシステムに執着する拝金主義と権力主義、享楽・快楽の無情主義と還元的な史観をもつ至上主義によるこれらすべての社会システムの混沌とした崩壊から2000年の歴史の終焉の時です。私の科学も「大宇宙物理と素粒子物理の接点」「音と光と水による融合の世界」「有機と無機と生物の苗床になる蘇生回帰の水」「すべてのエネルギーの媒体となる水」の実践と証明こそがこれに値するわけです。』
宗教色を前面に出してきた印象、身内に対してのアピールだけの様な気がします。
ご紹介いただきましたページですけれども、
http://takashima.tidt.fool.jp/?eid=32
もしかして、こまったさんは、最後まで読めたのですか。
私もがんばって、第一段落をクリアしましたが、第二段落に入ったとたん、
> 地球外の大宇宙のエネルギーと中性子のトップクォーク以下のエネルギーの接点を探求し、
というところで、もう、ギブアップです。せっかくのお節をもどしそうになりました。
あれを全部読める方は、無条件に、尊敬させていただきます。
こんにちは、mimonさん。
>あれを全部読める方は、無条件に、尊敬させていただきます。
その昔、これと同じくらい何でもかんでもぶち込まれたもっと長い書類を
読んだ事がありますから、このくらいは問題なく読めますよ(笑)。
その昔の話というのは、まあ、心の健康を害された方がある委員会に出さ
れた書類でしてね。その委員会で「これ、誰か読みましたか」と言われて
「私は全て読みました」と言ったら、委員のほとんどから「えっ!」と言
われまして、「だって、読まなきゃ病状が把握できないじゃないですか」
とお答えしたんですけどね(笑)。
でもって、私の頭に浮かんだ言葉が表題です。
架空具体例を示してあるホームページがあったので紹介しておきますね。
http://meddic.jp/%E8%A6%B3%E5%BF%B5%E5%A5%94%E9%80%B8
架空の事例よりも現実の方が凄味があるかもしれませんね。
世の中、広いもので、お酒を呑まなくても、酔っ払える、
すごく経済的な症状の方も、いらっしゃるのですね。
別に、うらやましくは、ありませんけれども。
こんにちは、mimonさん。
>別に、うらやましくは、ありませんけれども。
本人よりも周りが大変だからね。最近、北杜夫のお嬢さんが書いた「パパは楽しい
躁うつ病」なんて本が出ているけど、さすがに精神科医の一族で周りの理解とアド
バイスがあるから、それなりにやっていけているのだけど、普通は家族が崩壊しか
ねないんですね。突然「映画を作る」で「金が要るから株式投資」でどんどんとお
金を失い、周りに借金をしまくるなんてのはね。家族も逃げ出しますよ。
なんていうかな、仕事場でメンタルヘルスに詳しいということになっていると、い
ろいろとそんな話に巻き込まれるんですね。もちろん最も発症率の高い「うつ」の
話が多いんだけど、なにせ仕事場の人数が多いと双極性障害とか統合失調症の話も
無い訳じゃないのね。「うつ」の場合は、周りへのアドバイスも比較的楽なんです
が、こっちの場合はアドバイスも大変なんです。周りが、「あいつの病気なんてど
うなっても良いから、なんとかしてくれ、迷惑して居るんだ」みたいな感じで来ま
すからね。
私の考え方の基本は「病気は治療すべきである」なんですね。周りのことよりもあ
くまで病気を治療する方向に持っていくことを考えるのだけど、これが難しいんで
すね。お医者さんの診断を受けるように説得する「受診説得」が難しいってよく言
われるけど、「うつ」の場合は本人の中にかなり「自分はどこかおかしい」みたい
な病識があるものなんですね。だから、そこをうまく引き出して「何でもないと言
われて安心する方が良いじゃないか」と持っていくことができる。双極性障害の場
合は、全く病識が無いのではないと思うけどそれがまず見えてこないから、「受診
説得」そのものが難しいのですよ。そしてその難しさを周りの「あいつの病気なん
てどうなっても良いから、なんとかしてくれ、迷惑して居るんだ」がさらに難しく
するのね。
?高嶋開発工学総合研究所のブログが更新されました。
http://takashima.tidt.fool.jp/
目標設定や経緯が不明確なまま、何故か中間報告が出ています。
http://www.tidt.jp/pdf/120105tyukanhoukoku.pdf
分析を担当している株式会社日本環境調査研究所のサイトはこちらです
http://www.jer.co.jp/index.htm
技術開発者さん、
> 周りが、「あいつの病気なんてどうなっても良いから、なんとかしてくれ、迷惑して居るんだ」
私の知っている例では、人事部門の人間が「周り」だけを尊重して、
座敷牢みたいな所に異動させた、最悪のケースがありました。
ヒポクラテスの昔ではないのですから、バルプロ酸やリチウムのような古典的な薬だけでなく、
非定型抗精神病薬だって、何種類も出ていますし、軽快させることを考えるのが先でしょうに。
もっとも、やっと診療してもらっても、処方薬を勝手に中断しては、元も子もありません。
そうして、抗精神病薬の副作用を誇張する代替医療なんて、「もっと最悪」ですね。
いや、「ヒポクラテス」でぐぐると、いまだに四体液説の信奉者とか、ヒットするのです。
こまったさん、その中間報告のデータを素直に読みますと、
Isshockingさんが言い当てていたように思えます。
http://www.cm.kj.yamagata-u.ac.jp/bbs01/msg.php?mid=28062&form=tree
こんにちは、mimonさん。
横道になっちゃうかも知れないけど、分析化学の世界で長い間飯を食って
きたものとして、最近感じている問題を書かせて下さい。
たぶん、一般の人は「分析化学」と言われて、フラスコやらピペットで
なにやら作業して、「分析結果がでました」と数字の羅列してある書類
を出す様なイメージがあると思うんですね。でもって、現実にも、まあ
そんな感じなんです。でもね、そもそも論からいうと、「調査デザイン」
「採取デザイン」の段階から分析化学の範疇なんですね。
何が知りたいのかという事から始まって、それを知るためには「何処の
何をどう分析して何処の何と比べるか」みたいな企画を作る段階から本
来は分析化学の専門領域が重なってくる訳です。もちろん、この段階で
は調査対象物の方の専門家との共同になります。この部分が調査デザイ
ンですね。
でもって、次ぎに「どのように試料を採取するか」というデザインにな
ります。環境系の調査では「どのように升目切り」して「各升目からど
のように採取するか」なんて部分です。私の様な工業分析屋の世界では
「1バッチの原料の何箇所からどれだけ採取して均質分縮を行うか」な
んて部分です。これが、採取デザインなんですね。
何が言いたいかというと、一般の人がイメージするよりも分析化学とい
うのははるかに前段から関与が必要だということなんです。今回の調査
で言うと、依頼分析の会社は「採取デザイン」から関与していると思い
ます。升目切りのやり方や採取のやり方に特に不都合は見あたりません
のでね。ただ、問題は「調査デザイン」というもっと川上の段階にあり
そうです。
実は、ずっと感じている問題として、分析のアウトソーシング化が進ん
だことによって、この実際分析の川上の部分への分析化学の関与が薄れ
ているという事なんですね。環境分析ではまだ「採取デザイン」から関
与する事が多いのですが、工業分析などでは「何処からどう採取したの
か知らされない試料」まで「測ってくれ」と持ち込まれますからね(笑)。
そして、そういう流れの中で「調査デザイン」「採取デザイン」を正し
く設計する能力も薄れている感じがして仕方ないのです。最近仕事であ
る工業材料を作っている会社さんの品質管理のシステムをつくるお手伝
いをしたのですが、製造の専門家が分析において抜き取り個数と保証で
きる範囲の関係とかあまりご存じないという事に少しビックリしたんで
すよ。
mimonさん、技術開発者さん、ご意見ありがとうございます。
高嶋氏は福島第一原発事故後2週間ほどで、韓国や日本政府に対する働きかけを始めました。
ネット上での活動やマスコミ・政治家への働きかけも同時に始めています。
一見まともな中間報告ですが、このままおとなしく成るとは思えません。
注意深く観察を続けます。
むしろ、水ヲチ本来の話題になりますが、ここの「分析」なんて、
http://www.soseiworld.co.jp/details/data.html
たぶん、川上も川下もなくて、雨水が直接、海に落ちるようなものなのでしょうね。
たくさんあるので、一々中身を見ていませんが、「無駄にお金を使っているよな」と感じます。
私の想像なのですが、それぞれ「水道水」と「創生水」とラベルを貼ったサンプル管を業者に持ち込み、
「これのナントカを分析してくれ。」「1検体当たり、おいくらになります。」
と、「採取デザイン」なんて、超越した世界なのでしょうね。
そうして、分析結果に対する考察もなくて、波動と体験談の世界に突入です。
別に「水道水」が原水である必要も無ければ、「創生水」が同じ機械から出た物である必然もありません。
同じ機械でも水素が欲しければ、マグネシウムの粒をジャラジャラッと入れればいいわけですし、
前処理の陽イオン交換樹脂を再生するのに、塩化ナトリウムか塩酸かで、pHは大きく異なります。
面倒になったら、ミリポアの純水にナンゾを一滴たらして、「創生水」のラベルを貼ったって、分かりません。
そんな「分析結果」をありがたがる人なんて、いないと思いますが、いたらイヤだな。
さすがにデータを改竄できませんから、中間報告に虫唾の走る解説が追加になるのか、
時間をかけてサンプルを増やし、都合のいい結果だけ追加した最終報告になると、予想しています。
事故からすぐに動き始めたということは、事前検討もなしに、行き当たりばったりの本番なのでしょうね。
いいよな、良家の坊ちゃんは、遊んで暮らせて。
あまり、うらやましくは、ありませんけれども、少し、うらやましかったりして。
?高嶋開発工学総合研究所のブログが更新されました。
http://takashima.tidt.fool.jp/
檄文のタイトルが「隻手の声(One hand of Voice)」です。
比嘉照夫教授や飯山一郎氏もですが、3.11一周年を控えて微生物系の活動が活発化しています。
「隻手音声」を英訳したら、"Voice of single hand "とかになりそうなものです。
その言葉に端を発していますが、「真理の声を聞け」というのは、意味を取り違っています。
途中は(バカバカしいので)読んでいませんが、最後の段落では、「証明」にこだわっていまして、
それこそ「隻手音声」と対極にある概念です。
聞こえてもいないのに「聞こえたふりだけしている」コジツケなのは、明らかですね。
もちろん、そんな難しい音は私に聞こえませんが、般若心経では「無色声香味触法」が一番近いと思います。
つまり、先に「空」があって、その上で「無無明 亦無無明尽」と、因縁に結びついていくわけですから、
高嶋氏独自の妄想の説明には、まったく意味を成しません。
高嶋「博士」系列の柳田ファーム、新着情報に気がかりな記載がありました。
http://yanagida-farm.com/info/index.html
一部転記します。
「関係者・協力者の皆様へ
平成24年1月13日
高嶋開発工学総合研究所
高嶋博士秘書 渡邉澄雄
1、日本環境調査研究所が福島県川俣町山木屋の実証地で、サンプル採取を行ってくれるス
ケジュールが決まりました。1月19日(木)です。その後10日以内に核種分析報告書が作成さ
れます。
2、この報告書を同研究所の担当である茂木氏に同行してもらって、産業技術総合研究所の
瀬戸理事と中村主幹に提出して、測定の認証をいただく予定です。
3、また、同報告書を経済産業省の松下副大臣と西本総括審議官に提出します。
4、上記の結果を得て、共同記者会見を行います。さらに、上記と並行して、別紙のとおり、同
時多発的に実証を行います。実証を推し進めることと記者会見を成功させることが是非とも必
要です。どうか、皆様の叡智をメール等でお寄せ下さい。また、実証する機会をたくさん作って
ください。よろしくお願い申し上げます。 敬具」
「今回の原発災害における川俣町の浄化実験は民間レベルの取り組みですので、国会議員さんたちもあくまで個人的立場での参加でしたので、いまだに国家へ情報がしっかり伝わっていないようです。又国家という大きな組織の行動は時間がかかるようです。」
どこまで信用できるか分かりませんが、複数の国会議員が関与していることが事実であれば事態は深刻です。
高嶋開発工学総合研究所のブログが更新されました。
内容は数日前からTwitter上で予告していた本の出版案内です。
http://takashima.tidt.fool.jp/
以下に文のみ転載します。
「緊急版!微生物が放射能を消した!! 」出版されます。
お待たせしました。本日、書店への配本が始まるそうです。
是非、お読みください。
緊急版!微生物が放射能を消した!!
定価 1,000円(税込)
高嶋康豪博士 著
特別寄稿 藤原直哉
福島県川俣町にある5000坪の牧草地から放射能が消えた!
人類とあなたの未来を築く複合発効法とは?! 我々を悩ませる放射能被害に明るい進路が見えてきた。
出版社 あ・うん
高嶋開発工学総合研究所のブログが更新されました。
http://takashima.tidt.fool.jp/
趣旨
・川俣町での除染結果の概要。
・産総研中村総括企画主幹宛及び経産省西本淳哉技術総括審議官宛報告書を提出し、受理された。
・マスコミへ3月16日外国人記者クラブで行う共同記者会見への案内及び報道協力依頼です。
先日報告しましたが、除染実験には某国会議員も立ち会ったとのことです。
国、県同様マスコミも無視すると良いのですが、一抹の不安があります。
高嶋開発工学総合研究所のブログが更新されました。
http://takashima.tidt.fool.jp/
「川俣町山木屋にて行われていた複合発酵による除染作業の現地視察・解説動画がアップされました。
http://youtu.be/JcYWEsg3EUA
http://youtu.be/31AxsnYsamo
是非、御覧ください。」
との事なのですが、「この動画は長すぎるため削除されました。」と表示されて見る事ができませんでした。。
高嶋「博士」御用達の柳田ファーム新着情報に高橋千秋参議院議員の名前が出ています。
http://yanagida-farm.com/info/index.html
「小学館の尾崎氏はニューヨークタイムズマガジンの記者をはじめ、テレビ朝日、週刊誌等々へ参加を要請され、ニューヨークタイムズマガジンでは既に記事にするため準備しているそうです。」
この部分も気がかりです。
高嶋「博士」御用達の柳田ファーム新着情報に共同記者会見の報告が出ました。
http://yanagida-farm.com/info/index.html
以下に転載します。
★共同記者会見 2012/03/19
関係者・協力者各位 様
出席していただいた方々に厚く御礼を申し上げます。
記者会見は、100人規模の会議室に150人が詰め掛けて、大盛況でした。
マスコミ・ジャーナリストの方々は、この厳しい報道自己規制の中で、12社が参加くだ
さり、また直接お名前は出なかったものの、大手のテレビ局と高嶋博士の地元の新
聞社及び東北・関東の放送局がいずれも追跡取材を行う意思を表明されるなど、
何歩もの前進と考えます。
高嶋博士も何度も言われました通り、小規模でもよいので、沢山の実証を積み重
ねることが、近代科学と政治の壁を打ち破る力となりますので、皆様是非ご協力の
ほどよろしくお願い申し上げます。
高嶋開発工学 渡邉澄雄
記者会見の内容報告
平成24年3月17日
高嶋開発工学総合研究所
高嶋博士秘書 渡邉澄雄
李祥羲博士
高嶋博士の科学技術に対する尊敬の念と人類の問題なので国連の潘基文事務総長にこの結果を報告し、韓国・世界でこの技術による高濃度放射能汚染の除染・浄化の追試をやることを約束されました。
ペマ・ギャルポ氏
実績と技術があるにもかかわらず、日本のマスコミの対応と科学に対する認識の低さが非常に疑問だと言われました。
藤原直哉氏
私は何回も福島川俣町の現場に行って自分自身のGMサーベイメーターで測定して放射線量が落ちていることを確認しています。高嶋博士の科学技術は素晴らしいものです。政治と科学の壁を何としても打ち破らねばなりません。この科学技術以外に東北の復興はあり得ません。
関係者やコメントした人で、科学者と呼べる人は、いるのでしょうか。
別に本当の博士号を持っていなくてもかまいませんが、追試もロクにせず、
理屈に合わないことを妄想して、都合のいい結果だけを外部にPRするのは、
科学とは呼べません。
それで、どんな「科学の壁」を打ち破るのか、考え直すべきですね。
>藤原直哉氏
> 私は何回も福島川俣町の現場に行って自分自身のGMサーベイメーターで測定して放射線量が落ちていること>を確認しています。高嶋博士の科学技術は素晴らしいものです。政治と科学の壁を何としても打ち破らねばな>りません。この科学技術以外に東北の復興はあり得ません。
例えば東京・銀座は歩道の花崗岩に含まれたウラン・トリウム・ラジウム等が放射線を出しており
他の場所の3〜4倍の線量になっている。
東北の復興を味方する科学的知識、核廃棄物も薄めて道路に敷き詰めれば皆がより健康になる。
放射性廃棄物は健康増進のための放射線源を提供してくれるとラッキー博士も言っている。
高嶋「博士」御用達の柳田ファーム新着コーナーが更新されました。
http://yanagida-farm.com/info/index.html
礼賛の嵐ですが、根拠を示すものは無く、胡散臭さが募ります。
藤原さんのコメントとしてこちらの掲示板に引用されている部分で、
政治と科学の壁?というフレーズについてですが、
80年ぐらい前の、DNAの修復を完全に無視した論理で何でも怖いと言うのはおかしくて、
科学者が言っていることと放射線の国際勧告(ICRP)とが違いすぎるため、
サイエンスとポリシーの間に橋をかけようと、1999年12月に3日間の会議が開かれたが、
放射能に関する世界勧告をしてから50年経過し、今頃になってその勧告が
でたらめでしたと言えるわけがないじゃないかとなった、
その流れの延長上に、今の私たちは置かれている。
ということを存じております、と読めました(^^;
・・・そして私も、「誰かの」追試に期待しています。。。
高嶋「博士」のサイトが更新されました。
「高嶋康豪博士への誹謗中傷の掲載に対する取下げ要求と警告・法的措置」
http://takashima.tidt.fool.jp/
リンク先にざっと目を通しました。
http://takashima.tidt.fool.jp/?day=20120515
取り下げ要求などを表明しているのは、大きく分けて3件だけですね。
「一、」と「二、」とは、いずれも過去のことです。
私は、元の批判記事を探していませんし、事実関係も知りませんから、
その要求が正当なものか否かは、判断できませんけれども、
「一、」は、どうやら10年以上前のことのようですし、「二、」は、たしか3年ほど前の出来事です。
すでに証拠なども出揃っているでしょうから、高嶋氏側の要求が正当なものだと確認できたら、
元の批判記事を書かれた人は、取り下げても良いと思います。
いまさら、そんな古い事にこだわっている人も少ないでしょうから。
すでに過去の記録になっている「健康本の世界」では、高嶋氏がマスコミなどに登場した概要を集めています。
http://web.archive.org/web/20081221114702/http://khon.at.infoseek.co.jp/chosha/t051.html
高嶋氏が話題になったのは、この2回だけではないようです。
「三、」については、大人げない要求だと感じています。
20歳代の若手研究者あたりでしたら、自分の博士号が正当に評価されなければ、
望む職に就けなかったりして、それこそ死活問題になりかねません。
しかし、もう良い年なのですから、いつ、だれから授与されたかなんて、なんの利害関係も生じないでしょう。
むしろ、それ以降にどのような業績を積んできたかが、本当の評価になると思います。
前述のサイトで大学別にまとめたページです。
http://web.archive.org/web/20090206234741/http://khon.at.infoseek.co.jp/daigaku/index.html
意外な有名人も載っていますが、博士号にこだわっている人には、心当たりがありません。
取り下げ要求などの対象記事は、いずれも、2011年4月以降に掲載されたもののようです。
その時期に高嶋氏側が最も力を入れていて、それに対する批判も多かったのは、
私の知る限り、「微生物による放射性物質の分解消失」です。
その反論が全然ないのも不思議ですね。
まさか、批判の「真実性」を自ら認めたわけでは、ありませんよね。
相変わらず、弁護士がチェックしたとは思えない内容の警告文ですね。
ツイッターの方でも私宛につぶやかれたので、ブログにツッコミを書いておきました。
http://www.cml-office.org/archive/?logid=583
apjさん、お久しぶりです。このブログも久方ぶりに拝見しました。T氏側、本を書いたり、いろいろと動き
回っているようですね。
「警告文」へのapjさんのご指摘は大半、的を射ています。あれは表記にある弁護士お二方の手になるもの
ではなく、T氏の言いなりになっているWさんの書いたもの、つまりT氏の見解そのものであると考えれば
よいのです。自民党政権時代の総務副大臣を勤めた倉田弁護士があのような落第文を書くはずがないと思って
います。ただし、勝手に名前を使われてしまう懸念を常々持たれていたようですから、内容の詳細を確認
しなかったかできなかったか。迂闊とはいえ、これは詮索の域を出ません。倉田さんは福島での実験は別に
して、この技術を信じて「ボランティア」をしておられた。T開発との私の接触期間中はそうでしたし、清廉な御仁です。怪しげに見られてしまうのは残念です。
かなり以前に「こなみさん」とW氏との核物理に関する論議がありました。かなり多分、あれもT氏の
Wさんに書き落とさせた口述の作品で、エネルギー障壁を無視したあの程度の反論でよしとする神経も凄い。また、Wさんの意思は殆ど入いっていないと思います。今回の檄文、この調子でやっているのでしょうから「法律論」を云々する以前に、その出来映えは推して知るべしの類です。現実が分かっていないのに、おか
しくなるのは周りが悪いとする駄々っ子の反応と思ったら如何でしょう。舞い上がりすぎの単なる結果です。
文には何か焦りを感じます。海外を含め、大手企業を相手にしたいくつもの物件に私も関わってきました。
ただしその後プラスの評判を聞くことがない。養父市の浄化センターもその一つです。ここでは弁護すべき
事情はあっても、福島での「実験にならない実験」の一件ですべてが手抜きになった揚句の果てだろうと
思います。世間が決して受け容れることのない理解不能な本人の打算、功名心が先走っているだけです。世界人類のためなどとの戯言は今は全く信じていません。が、悪意がないだけに始末はつけ難い。
いろいろな事件にまつわったT氏の行動からそれぞれを説明してしまうと、きっと「名誉毀損」なので
しょうね。
すみません。「下世話な話で恐縮です」でした。
こんにちは、酔狂人さん。
>あれは表記にある弁護士お二方の手になるものではなく、T氏の言いなりになっている
>Wさんの書いたもの、つまりT氏の見解そのものであると考えればよいのです。
この話というのは、「こう読めば良い」という話ではなくて、一歩間違うと名前を使われ
た弁護士が懲戒の対象になる可能性も含む話になるのですよ。
弁護士法に非弁提携という違反があります。非弁提携の代表的な形は「弁護士Aが非弁護
士Bに名前を使う事を許し、非弁護士Bが他の人から報酬を受けて弁護士しかしてはなら
ない法律事故事務を扱う(催告書の作製・送付、示談交渉を代理する、示談書を作製する
とかです)」ような事例です。一見今回の話と全く別に見えるかも知れませんが、この非
弁提携で問題になるのが、非弁護士Bが作製する文書などへの弁護士Aの関わり方なんで
すね。弁護士が文書を作成すると言っても下書きから全部自分でやらなくては成らないと
いう事ではなく、最終的に時分の名前をつけて出すのにたるだけの関与を持てば弁護士A
が作製したことにはなりますからね。
そういう意味で言うときに、今回の文書の作成者は非弁護士であり、そこに弁護士の名前
が書かれていて、そして文書への弁護士の関与が無ければ、文書の作成者は非弁活動を行
ったと考えられ、それに対して名前の使用を許す(勝手に使われたことを知った後に何も
しなければ黙認したのであり許可したことになります)なら、非弁提携という言い方はな
りたってしまう可能性があるわけです。
その昔、あるネットネズミ講が「弁護士にチェックして貰ってネズミ講ではないと言われ
た」という宣伝文句で勧誘していまして、「その弁護士はだれた」みたいな話で、そのこ
ろTVなどに良く出ていた弁護士の名前がネットで流布したことがありました。文書など
に名前が使われた訳ではなく、あくまでネットのうわさ話のようにその名前が出た訳です。
その弁護士は自分のホームページにその様な噂の否定を明示しました。なんていうか、弁
護士の名前というのは、その弁護士が自分でひたすら守らなければならないものなんです。
技術開発者さん、今晩は。お久しぶりです。
ご指摘の件、よく分かりました。推測しているところは、本気になって訴える気がなくて、「ちょっと脅か
しておきますからお名前拝借」の類だろうということで、過去にも何回か見ています。おおらかな倉田さん
が、いちいち校正するのも面倒だから、ご自身の名誉の限界で仕様なく目を瞑ったのだと思います。あるいは
意図せざる内容に勝手に使われて、今頃叱っているかもしれません。T氏に対してお人が良すぎる。
例えば、この件で特定できている相手に内容証明等の具体的な行動は一切起こした形跡がないし、風評を
垂れ流しているというだけではこの種の毀損罪の立証が困難なことは技術開発者さんもご存じでしょう。
争えば結果的に不利であると先方も分かっているはずです。また事実関係にしても、あれまでの詳細を
いちいち書く必要はないのに、閲覧する当事者、第三者に対して余計な説得、言い訳をしているように見え
ませんか。事実に反する事項とその撤回要求とをはっきり示して、聴かなければいきなり訴えたらよいの
です。冗長な作文です。だから別の意図を持つた「檄文」と私は見ています。
それにしても、随分と過去の事例を引っ張りだしたものと思います。何らかの事情により福島での「実験」
の後、自身の埃が舞っている世間の噂を打ち消すのに躍起になっているのではないですか。誤解もあれば
身から出たサビの事実もある。真剣であろうだけにやりきれない気持ちです。
こんにちは、酔狂人さん。変な話になってしまうけどね。
>真剣であろうだけにやりきれない気持ちです。
なんていうか、私は労組の関係でいろんな労働問題について調べたりするんだけどね。真剣な無茶ほど
小さい内に正してあげるのが親切なんだろうと思うんですね。
よく見かける話として、例えば小さな会社をワンマン社長が一代で築き上げた様な会社でも従業員が増
えると労働組合ができたりする。労働組合なんてのは経営者にとって邪魔に見えるかも知れないけど、
上手く付き合えば、もうワンマンでは把握できないくらいに増えた従業員の不満をうまくまとめてくれ
るので、かえって紛争のネタを減らすことができるものなんだけど、ワンマン社長はそれが気に入らな
くてね。でもって、「労組になんてはいるな」とか「なんで労組と交渉なんてしなくちゃならないんだ」
とか言い始めたりする。それぞれ労組法第7条3号(不当介入)、第7条2号(団交拒否)違反なんだ
けど、まあ、真面目に会社を育ててきた熱血社長がつい言っちゃう程度の事だから従業員というか労組
の方も「仕方ないな、うちのおやっさん」とか言いながら「なんとなく、うまくやっていこう」としち
ゃうのね。でもね、なんていうかそのワンマン社長は本当の意味で法律が分かっていないわけですよ。
だから会社と労組の間になかなか簡単じゃない問題がわき上がって対立が明確になると労組の幹部を左
遷したりとかの抜き差しならない不当介入をしたり、「話し合う気はない」という明確な団交拒否をし
たりするのね。そうなると労組もどうしようもないから地方労働委員会に救済申立てしたりして、是正
の命令を貰って、会社の中に「この度、**県労働委員会から下記のような命令を受けました」なんて
看板を立てなきゃならなくなったりして、取引先から「何を馬鹿なことやっているの」と言われたりす
る。なんていうかな、大きな問題で対立する前に「労組というのはこういう法律で守られているものだ
から、そんなことを言ったりしたりしては駄目なんですよ」と社長が理解していればそんな話にはなら
ないのね。そして私にはその方が「親切」に見える訳です。
なんていうかな、関係ない事例に見えたかも知れないけど、大きな抜き差しならない紛争を法律の力で
グイグイと解決するような話を見ているときに、「もっと小さなもめ事のときにきちんと解決して理解
を深めておけばこんな大きな事にならなかったろうに」と思うことが沢山有るんです。
高嶋「博士」のサイトが更新されました。
http://takashima.tidt.fool.jp/
『いわき市の市民の方から、分析データが届きました。ご紹介します。
微生物が放射能を消していた
福島県川俣町山木屋の牧草地5000坪の除染は事実だった』
との事ですが、分析データの提示だけで説明がありません。
放射性核種は表面に降っただけでしょうから、そこらに生えている植物は根ごと引っこ抜いて捨てて、トラクターのロータリーで放射性物質が浸透してない土と深耕撹拌すればベクレル値が1/10くらいになっても不思議は無いと思いますが。
高嶋「博士」のサイトが更新されました。
http://takashima.tidt.fool.jp/
『放射能汚染除染・浄化事業開始のお知らせ
5月より福島県須賀川市、及び茨城県高萩市において、家屋13件(屋根、壁、溝、庭等々)と山林2件、田畑1件の複合微生物による微生物触媒(耐放射性細菌類)を用いた除染を開始しました。』
茨城県高萩市は判りませんが、福島県須賀川市の事業箇所はグラントマト関係の可能性があります。
そのページから、
http://takashima.tidt.fool.jp/?day=20120601
> まず最初に茨城県高萩市下君田柳沢の山林300坪で除染を始めています。
300坪というのは、宅地ですと広いのですが、山林では、小さい面積です。
尺貫法で1反で、メートル法では10aほどです。
よく、お米が10aあたり何kg取れたとか言うように、農地としての最小単位だと思ってください。
それっぽっちの面積で「除染」とは、仰々しい言い方ですね。
高嶋「博士」のサイトが更新されました。
http://takashima.tidt.fool.jp/
「緊急朗報山林の放射線量が0に!!
複合発酵による耐放射性細菌の微生物触媒が放射線量が0に!!」
(中略)
「高嶋博士は南相馬に微生物による放射能除染のために「放射能除染コンサルティング」と「バイオ工場・センター」「営業所及びミーティング場」の設立をし、今週・来週中にはすべての設営を終え、放射能除染事業の本格化を始め、放射能除染の実績と事実をブログを紹介しながらマスコミとジャーナリズム、TV、新聞,etcと経産省と環境省及び企業体との連携を図り、速やかに数十件から数百件の実施をし、この問題の解決を行う所存です。なおこの事実を、アカデミーを通じ世界の科学雑誌に掲載する予定です。
宜しくお願いいたします。」
高嶋「博士」相変わらずですね。
高嶋「博士」のサイトが更新されました。
http://takashima.tidt.fool.jp/
除染事業を始めたそうですが、公的補助金に言及しています。
今日茨城県高萩市で除染見学会を開きます。
東海アマ氏も出席を表明しています。
示されたデータが真実で、放射能が消えているのなら、それは素晴らしいことではないかと。
現時点の科学理論で説明できないからと言って、客観的にとられたデータそのものを否定するのは、科学的態度とは言えないと思うんですが。
こういうはなしは技術開発者さんの方がうまいんですが・・
あのね、数値の羅列だけでそれ自身が真実とか客観的事実データとか証明できるデータなんてないんですよ。
計測器は十分な精度があったのか、きちんと校正されているのか。あるいは、そもそもサンプリングyは公正に行われたのか、統計的に不自然な偏りはなかったのか、等々。
あなたはデータが真実か否かをどうやって判別するのですか。客観的かどうかを直観的に判別しちゃダメでしょ。
で、これらの証明責任はデータを録った側にあるわけです。
放射能を放射性物質の移動なしでその場から消すというのは、物理学を根本から書き換えるほどの大変な事象でして、いままでの核科学実験や関連データの総見直しが必要になります。
宇宙学や地質学の年代もラージスケールでは放射性物質の半減期がその周囲環境によらず一定であることを基準にしていますから、機序は不明にせよ極端に短時間でマクロ物質の放射能が消滅する現象が存在するとなれば、宇宙論や惑星論、地質学や考古学はすべて白紙から見直しになるでしょう。
ベアキャットさん、
> 示されたデータが真実で、放射能が消えているのなら、それは素晴らしいことではないかと。
それは、「素晴らしいこと」ではなく、「良かったね」で済ますレベルの話です。
高嶋氏が例示した畑では、線量が下がっていますから、除染効果があったのでしょう。
ただ、複合微生物を用いた以外に、どんな操作があったのか、不明です。
それでは、複合微生物を使わない場合との比較をしようと思っても、
フィールドでは元に戻して、もう一度実験できません。
複合微生物の効果だと主張するなら、正しく比較できるように、
サンプル管を200個用意して、複合微生物を用いるのを100個、用いないのを100個、
実験室の中で同時に同じ条件で比較するのが先です。
それなら、疑義を唱えるものに対しても、納得できるまで何度でも実験できますよね。
フィールドは、文字通り野放しの条件で、一度だけ測定するわけですから、
実験としては、その結果に、サンプル管1個分の価値もありません。
もちろん、困っていた畑の線量が下がったのでしたら、その畑にとっては良い事なのですが、
他の畑に適用しても、同じ効果が得られるとは、期待できないのです。
これは、物理学の理論とは無関係に、工学でも農学でも医学でも、通用する普通の考え方です。
ベアキャットさん、
測定条件や実験の条件の詰めが甘い状態で測定したら、出てきた結果は信用できないものになります。
>現時点の科学理論で説明できないからと言って、客観的にとられたデータそのものを否定するのは、科学的態度とは言えないと思うんですが。
データの取り方、実験の方法も含めて科学なんですよ。そこがあやふやなら、精度が悪すぎるという理由で否定するのが科学的態度です。
高嶋博士のやり方が「一般的に」有効(放射能を消去・分解などできるという意味で)だと認めるということは、単に「現時点の科学理論で説明できない」にとどまらないのですよ。これまでの実験や観測結果を軒並み全部否定するくらいの、まあ、かなり大変なことなんですよ。つまり、あなたの主張は、これまでに積み重ねられてきた大量の実験事実に比べればずっと少ない回数の測定、しかもどれだけ注意深く実験されたかわからない測定結果でもって、既にある膨大な観測結果を全部否定できるというものになっちゃってるんです。理論の否定じゃなくて、積み重ねられた実験事実の否定なんですね。
科学はトリビアの集まりではなく、多数の実験事実を矛盾なく説明するように理論を作っていくものなので、今ある内容を全否定するには、それだけ強力な証拠が必要なんですよ。精度の悪い実験、チェック漏れが発生しそうな操作、などは全部除外していかないといけないんですよね。
「客観的にとられたデータ」つまり、誰でも検証可能で、再現性がある方法で得られたデータなら誰も否定しませんって。
そういうデータを示せないでオレのデータが正しいと言い張るのは、「科学的態度とは言えない」と言う事なんじゃないかね?
(株)高嶋開発工学総合研究所のブログが8月15日ころ更新されています。
「「微生物が放射能を消した!!」緊急報告」
http://takashima.tidt.fool.jp/?eid=53
「最終決戦」という、仰々しい表現を使われていますが、
これで、本当に最後にして欲しいものです。
mimonさん、こんにちは。
高嶋「博士」、本当にしつこいですね。
御用団体の「あ・うんユニット」に発信力のある人を集めています。
http://bit.ly/1aJPGDo
その効果もあってか、Facebookのカウントが伸びている点が気がかりです。
http://takashima.tidt.fool.jp/?eid=53
船井幸雄氏とも接近していますし、改めて注意を呼びかける必要があります。
http://togetter.com/li/550843
高嶋氏のあ・うんユニットについて、気になる点があります。
その概要のページを見ると、
http://goo.gl/0qfr3c
合併処理浄化槽に行くトイレの排水を全部あ・うんユニットに回す事になっています。
あ・うんユニットの処理水は、公共用水域に流出しないようですから、
処理能力が期待通りか別にして、浄化槽法の制約は受けないと思います。
可哀そうなのが、取り残された合併処理浄化槽の方です。
浄化槽は元々し尿を処理する設備で、それに雑排水も併せて処理するように性能を向上させています。
そこに主役のし尿が供給されなくて、本来の性能が発揮できるのか、疑問に感じます。
浄化槽の性能は、浄化槽法施行規則第一条の二に決まっていまして、
http://goo.gl/vUxzXd
放流水のBOD 20mg/L以下 かつ BOD除去率 90%以上 です。
家庭用排水の大半はお風呂や洗濯などの雑用水で、そのBODは洗剤類が多くなります。
流入水のBODが低いので、放流水のBODは守れるでしょうが、除去率がどうなるかですね。
例えば、浄化槽の設計として、流入水BODが200mg/Lで放流水が20mg/Lだとして、
流入水BODが50mg/Lになったとき、放流水が5mg/Lにするのは、難しいと思います。
処理時間が何倍も延びれば大丈夫かも知れませんが、
流入水量は、トイレの分が減るだけで、大差ありません。
それに、雑用水の有機成分は栄養(?)が偏っていまして、
リンやカリウムあたりが、不足しそうに思えます。
そうして、不適切な設置で浄化槽法違反に問われるのは、使用者(浄化槽管理者)なんです。
法定検査で「不適正」の判定が下って、元に戻す事になるかも知れません。
小生から見るならばアインシュタイン教が喚きたてていること。"マクスウェルの方程式は方程式の示す光速がなにに対する速度かまでは教えてくれない"(大意)とする書物もありますよ。
小生のサイトです。ご覧いただければ嬉しく存じます。光速不変がでたらめとの証明を冒頭で二つ。
右と左から星の光の垂直な平面波が到来しています。到来する光の波長は観測者の運動で変動しません。周波数と光速が変動します。
マイケルソン・モーレーの実験へのトンチンカンな説明こそが元凶なのでは。そして依然トンチンカンな説明が大手を振ってる。
光波の伝播は空気中では空気の系に従っているのです。音波同様に。干渉縞は動かなくて当然。アインシュタインは1905年以降のいつの日にか気付いた。
"間違い" の前座はマイケルソン・モーレー。従ってローレンツ・フィッツジェラルド(エトべッシュも入れていいかな)。ともに気づいて指摘している人を知らない。
相対性理論は "間違い" と言われるけど、そんな生易しいことだろうか。とはいえ、相応しい形容は私には見つからない。
観測者の運動では入射光の波長は変わりません。理由のひとつはそれが過去の事柄だから。周波数と光速が変動します。
点光源から円形波が照射されています。この平面上の光源をかすめる直線上を観測者が等速運動しています。ローレンツ短縮(1892)はこの単純な状況を説明できないでしょう。
MM 実験がなかったら、c を二乗し v を二乗することもなかったでしょう。ゆえに相対論の書物は MM 実験(スマートならず、またいまなお理解されていない)を神格化し、余のさまざまを隠蔽し続けます。これでも物理学 ?
MM 実験がなかったら、c を二乗し v を二乗することもなかったでしょう。ゆえに相対論の書物は MM 実験(スマートならず、またいまなお理解されていない)を神格化し、余のさまざまを隠蔽し続けます。これでも物理学 ?
MM 実験がなかったら、c を二乗し v を二乗することもなかったでしょう。ゆえに相対論の書物は MM 実験(スマートならず、またいまなお理解されていない)を神格化し、余のさまざまを隠蔽し続けます。これでも物理学 ?
MM 実験がなかったら、c を二乗し v を二乗することもなかったでしょう。ゆえに相対論の書物は MM 実験(スマートならず、またいまなお理解されていない)を神格化し、余のさまざまを隠蔽し続けます。これでも物理学 ?
MM 実験がなかったら、c を二乗し v を二乗することもなかったでしょう。ゆえに相対論の書物は MM 実験(スマートならず、またいまなお理解されていない)を神格化し、余のさまざまを隠蔽し続けます。これでも物理学 ?
MM 実験がなかったら、c を二乗し v を二乗することもなかったでしょう。ゆえに相対論の書物は MM 実験(スマートならず、またいまなお理解されていない)を神格化し、余のさまざまを隠蔽し続けます。これでも物理学 ?
MM 実験がなかったら、c を二乗し v を二乗することもなかったでしょう。ゆえに相対論の書物は MM 実験(スマートならず、またいまなお理解されていない)を神格化し、余のさまざまを隠蔽し続けます。これでも物理学 ?
MM 実験がなかったら、c を二乗し v を二乗することもなかったでしょう。ゆえに相対論の書物は MM 実験(スマートならず、またいまなお理解されていない)を神格化し、余のさまざまを隠蔽し続けます。これでも物理学 ?
相対論は静止の基準はないとしています。では値 v (マイケルソン・モーレーの実験での)はなにを意味する値なのでしょう。理解できません。
マイケルソン・モーレーの実験から c の二乗も v の二乗も出てきているのでしょう。
<マイケルソン・モーレーの実験のつづき> 多くの本はいまだに MM 実験の式(歴史上の遺物でしかない)を示しています。おそらくは式に c の二乗、v の二乗の項が含まれているためでしょう。
今日の c の二乗、v の二乗もまた無意味でしょう。なぜならば、光速(観測者にとっての)が一定であるはずがないので(と確信しています)。
別に光速が観測者にとって一定でなく変化する世界を定義してもいいのですが、それを現状の宇宙世界
に当てはめるといろいろと不都合と言うか実際の物理現象に合わない、説明できない事がいっぱい出てくる
と言う事ですね。
別にあなたが光速一定論と違う理論を作りそして今ある物理現象をすべて説明出来て、実験でも正しい
と認められるのならそれはそれで大発見になりますが、頭の良い学者がすったもんだ考えて実験して
今の相対性理論はマクロ的に正しいと結論しているのですから、それをひっくり返すのはとても
難しいでしょうね。
同時刻の相対性について
以下は書物で馴染みのある図についての疑問です。その図では走行中の客車のなかで二条の光線が水平に放たれています。さて、二条の光線を5度上方へ傾けます。光線が壁に当たる位置は車内と地上の観測者で異なるでしょう。
点光源から放たれる球面波の形づくる球(家ほどのサイズとしましょう)とこの球のなかの光子をイメージしてください。運動する任意の慣性系の視点から見れば、すべての光子は同じ運動成分 v を持っているでしょう。この図は光速不変への反証としてまぎれがないでしょう。
註 光子を古典的な実在の粒子とみなしましょう。光の挙動のイメージを確かにするために。
何を訴えているのかさっぱり分りません(大笑)
娘が理系娘になり今年の春から大学で物理学科で数学や物理を叩きこまれる様ですが
アドバイスとして自分が思ってる感じてる事を正しく他人に伝える為には
国語力が必要だよって話
論文とか参照したり自分で書いていくとなったら英語力も必要になってくるけど俺の血引きつですから
英語苦手なんだよな〜娘
<光速不変(観測者にとっての)は成り立たない> 我々の目に入って来るのはすべて過去の出来事(変えようのない)です。運動中の鏡への入射光の波長も過去からやってきています。c = f λで f の変動とともに変動するのは c です。
ある掲示板で、観測者の運動で入射光の波長が変動すると言う人にこんな指摘をしました。観測者がいなかったらどうなるんですか(星の光をイメージしてください)と。
<同時刻の相対性> 走行する客車の図は多くの本に出ています。客車のなか中央には光源があって光線が前後に放たれています。相対論は両光の波の数(不変量です)を説明できるのでしょうか。
<同時刻の相対性 : つづき> マイケルソン・モーレーの実験が示したのは、光は光源の運動に従うという事柄だと信じます。走行する客車の図はこれを無視しています。実験装置を客車に載せて走らせたら。地上の観測者にとって光の速度は客車の運動成分 v を持つのでしょう。
先に示した正三角形の図で A、B の周波数は同じです。なぜならば、周波数が異なればその差は光路に際限なく累積します。ありえない事です。たとえ光速が異なっても(運動する観測者にとってはそのとおりでしょう) A、B の周波数は同じです。同時性は相対的ではありません。
>光は光源の運動に従うという事柄だと信じます。
それがそもそもの間違いですね(大笑)
基本的な数学的教育と基本的物理を習得すればすぐ理解できる事なのになぁ
宇宙空間で鏡がある星の光線を反射しています。入射光と反射光それぞれにはc =λf が成り立つでしょう(鏡から見て)。この二つの式において f はつねに同じです。従ってλ が異なる(通常は異なる)ならば c も異ならねばなりません。
空間の電磁波層 ? いやはや。大学の人じゃないですよね
宇宙空間では光速は一定です。従ってひとたび星から出た光の波長は変わりません。運動する観測者も到来する光の波長は変えることはできません。すなわち、c = fλ の式では f と c が変動します。
地上で円盤が垂直に回転しています。円盤のある点では重力が加速度によって一瞬相殺されるでしょう(条件が十分ならば)。しかし、重力が消えた訳ではありません(重力が消えるならば加速度もまた部分的に)。
<上記 28843 への追記> 運動する物体にも重力は等しく作用します。円盤の重量は回転によって変わらないでしょう。
<モノローグ> 客車が走行しています。客車中央には光源があって光線を前後へ放っています。客車の上でドローンが不規則な飛行をしています(その後ドローンは丘の上に着地)。光速の説明が可能なのはガリレー変換だけでしょう。
相対運動をしている二つの光源から放たれている球面波(あるいは球形)をイメージしてください。射出説のほかにどのような説明が可能なのでしょう。
<ローレンツ短縮> 「走行する客車のなかの光線」の図は小生のウェブサイトにいくつか(光速についての図として)。これらの図ではローレンツ短縮は使いものにならないように思われます。しかしながらこの程度の図は過去に示されているのでしょう(誰かによって)。
加速運動と慣性力とに目を向けましょう。重力なんかどうでもいいのです。で
MM 実験について
走行中の客車のなかで MM 実験が行なわれています。地上には観測者がいます。この観測者にとって光速不変とローレンツ短縮とは両立しているのでしょうか。また、光速不変と時間の遅れとは両立しているのでしょうか。
マクスウェルの理論は電磁波の速度がなにに対してのものなのかまでは教えてくれないとどこかにありました。聡明。マイケルソン、モーレーの実験(空気中での)はアホ。空気中での光速は c/n です。
透磁率と誘電率(真空中での)を計測して光速の値を算出します。その値は計測した慣性系に対しての速度、そう考えるのが自然でしょう。そう、射出説です。ただし小生は光は数秒射出説に従うだけと推測しています。
透磁率と誘電率(真空中での)を計測して光速の値を算出します。その値は計測した慣性系に対しての速度、そう考えるのが自然でしょう。そう、射出説です。ただしv 小生は光は数秒射出説に従うだけと推測しています。
真空中で測定された透磁率の有効数字は一桁、光速がある程度可変としても矛盾は露呈しないでしょう。ともあれ透磁率、誘電率と光速とはどのように結びついているのでしょう。さらには対観測者の光速との結びつきは。
28931 の訂正 /計測した慣性系に対しての速度/を/計測した計測者の近くの光源の光の速度/に。
慣性力のすべては計量できます。重力のすべても同様です。原理的に。自由落下中のエレベーターのなかも例外ではありません。
ベクトルの向きが正反対。
ベクトルの向きが正反対。
あるウェブサイトに荷電粒子の速度が落ちることに見合う運動エネルギーが電磁波として放出されると。しかし加速減速は慣性系から見た相対的な違いでしょう。いや、制動放射の現象は絶対静止系の存在を示しているのでは。
28937 のしかしに始まる一行を改めさせてください。しかし減速(制御)前後の異なる等速直線運動は慣性系から見た相対的な違いでしょう。
直線上を加速する物体には慣性力が現れます(直線上を減速する物体には逆向きの慣性力が)。加速(減速)を識別しベクトルに見合った慣性力を現前させるのは絶対静止系だけでしょう。y
自由落下するエレベーターは作用反作用は等しいという現象の一つでしょう。エレベーター全体として成り立っていて、またある無限小の領域でも成り立っているのでしょう。平面上直線上(摩擦なし)を加速するエレベーターではすべての領域で成り立っているのでしょう。
自由落下するエレベーターは作用反作用は等しいという現象の一つでしょう。エレベーター全体として成り立っていて、またある無限小の領域でも成り立っているのでしょう。平面上直線上(摩擦なし)を7加速するエレベーターではすべての領域で成り立っているのでしょう。
ブラッドレーはりゅう座のガンマ星、エルタニンによって年周光行差を見出しました。書物には楕円の図が載っています。しかしながらこの楕円は永年光行差のために歪んでいるはずです。その歪みようによって太陽系の運動(対エーテルの)が明らかになるでしょう。
MM実験は光の伝播が物質粒子のビーム(定速の)と変わりないことを示しているのでしょう。実験装置に対して運動をしている観測者にはガリレイ変換が成り立っているのでしょう(光の干渉縞は同じに見える)。
MM実験は光の伝播が物質粒子のビーム(定速の)と変わりないことを示しているのでしょう。実験装置に対して運動をしている観測者にはガリレイ変換が成り立っているのでしょう(光の干渉縞は同じに見える)。
MM実験は光の伝播が物質粒子のビーム(定速の)と変わりないことを示しているのでしょう。実験装置に対して運動をしている観測者にはガリレイ変換が成り立っているのでしょう(光の干渉縞は同じに見える)。
MM実験は光の伝播が物質粒子のビーム(定速の)と変わりないことを示しているのでしょう。実験装置に対して運動をしている観測者にはガリレイ変換が成り立っているのでしょう(光の干渉縞は同じに見える)。
百年以上の長きにわたって天下りであったMM実験の図、でも なにを悩んできたのでしょう。時空は絶対、すべてはガリレイ変換です。
百年以上の長きにわたって天下りであったMM実験の図、でも なにを悩んできたのでしょう。時空は絶対、すべてはガリレイ変換です。
宇宙空間にいる観測者にとって星の光の速度は天球上の星の位置によって異なります(特別な場合を除いて)。また、近くの光源の光の速度は光源の動き次第です。加えて観測者の運動でも光速は変動します。
宇宙空間にいる観測者にとって星の光の速度は天球上の星の位置によって異なります(特別な場合を除いて)。また、近くの光源の光の速度は光源の動き次第です。加えて観測者の運動でも光速は変動します。
天球上の星の見え方は見える限りの空間における均一な静止エーテルの存在を示しています(天球上の星は光行差とは逆の光線逆進の原理によって光を放っているのでしょう)。
天球上の星の見え方は見える限りの空間における均一な静止エーテルの存在を示しています(天球上の星は光行差とは逆の光線逆進の原理によって光を放っているのでしょう)。
自らの宇宙船が加速中か非加速中かは慣性力の有無で知ることができます。また、しかるべきから装置があれば天球上の星を手がかりにして宇宙船の対エーテルの運動のすべてを知ることができるでしょう(等速直線運動も定量的に)。
以前に書いたことをまとめてみました。お9お
自らの宇宙船が加速中か非加速中かは慣性力の有無で知ることができます。また、しかるべきから装置があれば天球上の星を手がかりにして宇宙船の対エーテルの運動のすべてを知ることができるでしょう(等速直線運動も定量的に)。
以前に書いたことをまとめてみました。hi
異なる慣性系を起点にして二つの質点が異なる加加速(躍度)運動をしています(運動に応じての慣性力も)。この運動は起点の慣性系とは物理上の係わりは絶たれていて絶対静止系に対しての運動なのでしょう。
上記は以前に書いたことのおそらくは焼き直しき直しです。ご容赦ください。
F=ma で ma が見かけであるならば F も見かけでしょう。これ以上なにを言えばいいのでしょう。
F=ma で ma が見かけであるならば F も見かけでしょう。これ以上なにを言えばいいのでしょう。
重力のベクトル、慣性力のベクトルはいたる所に。合力もまたあまねく。なゼエレベーターで大騒ぎ?
光速はいかなる慣性系の観測者にも同じとされています。光源が同じ慣性系にあればそのとおり。
ある人がこんな当たり前のことを大発見と勘違い。それをまだ真に受けている。
作用反作用の法則はプリンキピアにおける運動の法則の一つです。直線上の加速運動で成り立つ法則、すなわち F=ma で外力と慣性力とは等しいという法則でしょう。
1) 慣性力には m が関わっています。見かけの力ではあり得ません。
2) 慣性力はつねに反作用なのでしょう。
3) 衝突する二物体にもニュートンは目を向けます。ma = F = m'a' でしょう。
作用反作用の法則は運動の有無に関わらず作用一般で広く成り立っているのでしょう。
作用反作用の法則はプリンキピアにおける運動の法則の一つです。直線上の加速運動で成り立つ法則、すなわち F=ma で外力と慣性力とは等しいという法則でしょう。
1) 慣性力には m が関わっています。見かけの力ではあり得ません。
2) 慣性力はつねに反作用なのでしょう。
3) 衝突する二物体にもニュートンは目を向けます。ma = F = m'a' でしょう。
作用反作用の法則は運動の有無に関わらず作用一般で広く成り立っているのでしょう。
平面上(摩擦なし)で質点が二本の紐で反対方向ヘ引かれています。質点が加速をしていればニ力はつりあっていません。しかしニュートンの運動の第三法則は成り立っているでしょう。
平面上(摩擦なし)で質点が二本の紐で反対方向ヘ引かれています。質点が加速をしていればニ力はつりあっていません。しかしニュートンの運動の第三法則は成り立っているでしょう。
いかなる慣性系の観測者にも光速は不変と。光源と観測者とが同じ慣性系にあるならばそのとおりでしょう。
ある人がそんな当たり前のことを大発見と勘違い。いまもなお真に受けている人がいるとやら。
加速の正体は慣性力あるいは慣性系を原点とした加速運動の幾何学的な表現で示されるべきでしょう。 F=ma は偉大な数式ですが加速は外力に直結していません。惑わされないように。
客車が右ヘ加速中(加速度 mg)です。天井から物体が紐で下げられています。紐は重力と加速による mg を区別できるのでしょうか。新しい等価原理?いや、ジョークです。
加速中の客車の天井から見かけは同じ二つの物体が吊り下げられています。質(+_+)量は m と 2m です。慣性力は同じではありません
加速中の客車の床の上(摩擦なし)に物体が二つ置かれています。一は後壁を押し一は前壁に結ばれた紐が伸びきっています。この図は慣性力が作用反作用の法則の作用であることを示しているのでしょう。なお、思うに加速は外力なくして定性的定量的に示すことができるのでしょう.
加速中の客車の床の上(摩擦なし)に物体が二つ置かれています。一は後壁を押し一は前壁に結ばれた紐が伸びきっています。この図は慣性力が作用反作用の法則の作用であることを示しているのでしょう。なお、思うに加速は外力なくして定性的定量的に示すことができるのでしょう.
加速中の客車の床の上(摩擦なし)に物体が二つ置かれています。一は後壁を押し一は前壁に結ばれた紐が伸びきっています。この図は慣性力が作用反作用の法則の作用であることを示しているのでしょう。なお、思うに加速は外力なくして定性的定量的に示すことができるのでしょう.
加速中の客車の床の上(摩擦なし)に物体が二つ置かれています。一は後壁を押し一は前壁に結ばれた紐が伸びきっています。この図は慣性力が作用反作用の法則の作用であることを示しているのでしょう。なお、思うに加速は外力なくして定性的定量的に示すことができるのでしょう.
加速中の客車の床の上(摩擦なし)に物体が二つ置かれています。一は後壁を押し一は前壁に結ばれた紐が伸びきっています。この図は慣性力が作用反作用の法則の作用であることを示しているのでしょう。なお、思うに加速は外力なくして定性的定量的に示すことができるのでしょう.
算出される光速は、透磁率と誘電率の測定された慣性系に対しての光速なのでしょう。射出説。いかなる観測者に同じなんてウワ言。
算出される光速は、透磁率と誘電率の測定された慣性系に対しての光速なのでしょう。射出説。いかなる観測者に同じなんてウワ言。
いかなる慣性系でも光速(その慣性系の光源の光の)は一定の値を示します。であれば透磁率も誘電率も同じく一定の値でしょう。
ニ物体が衝突をしました。ma=F=m'a' です。慣性系が見かけ?
上記のように不明瞭なこともありますが慣性力は通常作用反作用の法則の作用または反作用でしょう。真の力です。見かけと思われる図を目にしたことはありません。
ニ物体が衝突をしました。ma=F=m'a' です。慣性系が見かけ?
上記のように不明瞭なこともありますが慣性力は通常作用反作用の法則の作用または反作用でしょう。真の力です。見かけと思われる図を目にしたことはありません。
一つの質点とそれに作用する複数の力のベクトルをイメージしましょう。質点が加速をしているか否かは質点を任意の慣性系から見れば知ることができます。加速をしていれば力には慣性力のベクトルが一つ含まれています。それが見かけでないことは図の状況からして明らかです。
力のベクトルそれぞれ(慣性力を含む)と質点には作用反作用の法則が成り立っているでしょう。
平面上の問題(摩擦なし)としましょう。質点に作用のベクトルが一つかかるとします。反作用が生じます。その反作用は慣性力である場合と慣性力でない場合とがあるでしょう(両者の合力は除く)。
通説は慣性力は作用反作用たり得ないとしているようです。小生の思い違い?
光源が輝いています(周波数は一定)。観測者が四人、二人一組で光源から見て反対方向ヘ同速、等速で遠ざかっています。隣合った二人の観測者には時間の遅れはありません。時間の遅れはデタラメでしょう。
まだエレベーターに閉じ込められているんですか
エレベーターのなかでは重力と慣性力との反対向きのベクトル。大きさには多少の差が。無限小の領域(中心付近の)では差は消えます。外の人には明らか。なかの人もエレベーターに閉じ込められているのは分かっているんでしょ。
重力は作用、慣性力は反作用ですv。もちろんベクトルの大きさは計量できます。なかの人には教えない?信者だから?
まだエレベーターに閉じ込められているんですか
エレベーターのなかでは重力と慣性力との反対向きのベクトル。大きさには多少の差が。無限小の領域(中心付近の)では差は消えます。外の人には明らか。なかの人もエレベーターに閉じ込められているのは分かっているんでしょ。
重力は作用、慣性力は反作用ですv。もちろんベクトルの大きさは計量できます。なかの人には教えない?信者だから?
二つの系はどう違うのでしょう。加速系はエーテルに対しての加速運動をしているのでしょう。加速運動と慣性力とはことの表裏、定性的定量的に対応しているのでしょう(ベクトルとして)。なmおもとより、慣性力は見かけの力ではありません。
加速系は非慣性系、非加速系は慣性系とされているのでしょう。普通は。エーテルを隠ぺいせんとして。
>>28965 はジョークとしました。もしかしたら自由落下のエレベーターもジョークなのでは。
無限小の領域 VS 重力勾配。バカバカしくありません?
相対論者の主張。基本的なことが分かっていない。めちゃくちゃ。対話が成り立たない。
光行差は大気上層で完結する現象です。屈折に同じく。エアリーの望遠鏡の実験結果は当然です
雨滴と傘との図解は NG。地上の望遠鏡の図解も。また地上の望遠鏡の傾きは逆なのでは?
なお、文部科学省や国大協にまでクレームを送りつけ、事務に電話をかけまくるという迷惑極まりないことをやってくれた(自称)某探偵事務所のようなケースが出てきました。こいつは、電話で「私の自宅に行くぞ」と言い、「来たら警察に連絡する」と言ったら「警察に連絡する余裕があればいいけどな」という捨てぜりふを言いました。こいつは既に不倫殺人請負詐欺容疑で逮捕され、初公判も開かれ、前科10犯であったことが判明しました。つまりは、ウチにおかしなクレームを付けてくる奴は元々犯罪者だったってことですなぁ。今後、当サイトに対するクレームは、どこのお役所経由であろうと、いかなる形で届いたものでも手段を選ばず全力をあげて公開いたしますのでご承知置きください。大学宛のものでも一切斟酌いたしません。